
ベドリントンテリアは、日本にきておよそ50年とまだまだ歴史は浅く、とても珍しい犬種です。忠誠心が強く、人を喜ばせることが大好きなベドリントンテリアは、褒めて伸ばすしつけがおすすめです。今回はベドリントンテリアの性格やカット、かかりやすい病気などを紹介します。
目次
ベドリントンテリアの基礎知識

| 英語表記 | Bedlington Terrier |
|---|---|
| 原産国 | イギリス |
| サイズ | 中型犬 |
| 体高 | 41cm前後 |
| 体重 | 7〜10.5kg |
| 寿命 | 11~16歳 |
ベドリントンテリアの歴史
1825年にパイパー(Piper)という名前の犬に初めてベドリントンテリアという犬種名が割り当てられました。それまでは「ロスベリーテリア」「ノーザンバーランドフォックステリア」と呼ばれていたようです。
日本に紹介されたのは1963年と比較的最近で、ジャパンケネルクラブによると、2020年の日本では24匹しか登録されていないそうです。
ベドリントンテリアの大きさと寿命
ベドリントンテリアの体高は約41cm、体重はおよそ7〜10.5kgです。寿命は11〜16年ほどといわれています。ベドリントンテリアの被毛について

また、頭の上の毛と耳の下部の毛を残すトリミングが定番スタイルになっています。
ベドリントンテリアの毛色
ベドリントンテリアの毛色は「ブルー」「レバー」「サンディー」「ブルー&タン」「レバー&タン」「サンディー&タン」の6種類です。ジャパンケネルクラブでは「色素が濃いものほど望ましい」とされています。
また、子犬の頃と成犬では毛の色が変わることが多いということも知られています。
ベドリントンテリアの性格
ベドリントンテリアは、忠誠心が強く活発な犬種です。人を喜ばせるのが大好きで賢く、トリック(芸)を覚えるのが速いともいわれています。また、他のテリア犬種と同じように運動が大好きで、健康のためにも毎日のお散歩やエクササイズが欠かせません。
家では甘えん坊、外では元気に走り回るエネルギーにあふれた犬といえるでしょう。
ベドリントンテリアのしつけ方
とても賢いベドリントンテリアですが、頑固に育つこともあります。早い段階でしつけ教室などへ連れていき、社交性を身につけさせることが重要です。また、ベドリントンテリアには厳しいしつけ方法は向いていません。
「できなかったら叱る」のではなく「できたら褒める」「おやつをあげる」など、ポジティブなしつけで育ててあげましょう。
ベドリントンテリアのお手入れケア
ベドリントンテリアは、抜け毛が少ない犬種です。しかし、毛が生えるのがとても速いので、2カ月に1度ほどのトリミングが必要です。週に2、3回のブラッシングも欠かせません。他の犬種と同じように「爪切り」「耳掃除」「歯磨き」など定期的にしてあげるのも重要です。
ベドリントンテリアの体型・体重管理
健康な毎日を過ごすためには、適切な体型・体重を保つことが欠かせません。定期的に体重を量ることは重要ですが、適正体重は成長とともに変化します。同時に「ボディ・コンディション・スコア」(BCS)という評価指標を利用することで適正な体型・体重を維持することができます。
参照:『飼い主のためのペットフード・ガイドライン』(環境省)
ベドリントンテリアのかかりやすい病気
ベドリントンテリアは、銅の蓄積を原因とした慢性肝炎である「銅蓄積肝障害」の好発犬種であり、先天的な遺伝子異常が原因だと考えられています。その他、心臓病や膝蓋骨脱臼(パテラ)、目の疾患に注意が必要です。
ベドリントンテリアの迎え方
一度家族に迎えたら、子犬から老犬になっても大切に、命に責任を持ちましょう。白髪も生えれば、病気にもかかるかもしれません。お金がかかるのは家族に迎える時だけではないことを踏まえ、もう一度考えた上で迎えることを検討してください。
また、ベドリントンテリアはとても珍しい犬種のため、見つけるには少々時間がかかりそうです。
保護犬から迎える

保護され、里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。PETOKOTO代表・大久保の愛犬コルクも、もともと足が内股という理由でペットショップの競り市で捨てられていた元保護犬でした。
ペトコトの姉妹サイトである保護犬・保護猫マッチングサイト「OMUSUBI(お結び)」も、ぜひ覗いてみてください。
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ブリーダーから迎える
好きな毛色や、血統など気にするのであれば、信頼できるブリーダーから迎えるという方法もあります。実際に見学に行き、どんな環境で飼育されているのかを確認することも必要ですが、飼う上でのアドバイスも直接聞くことができます。
ペットショップから迎える
ペットショップからお迎えする際には、まずはお店に問い合わせをすることをおすすめします。希少犬種のため、出会えた時には即決できるくらいの準備をしておいたほうが良いでしょう。
ベドリントンテリアとアクティブな毎日を
羊のような毛がエレガントなベドリントンテリア。運動が大好きなので、一緒にエクササイズをして、たくさん芸を教えてあげてくださいね。
参考文献
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