レオンベルガーの飼い方|性格や大きさ、寿命、しつけ、かかりやすい病気など

レオンベルガーは、ブラックフェイスにライオンのようなたてがみと四肢の飾り毛を持った超大型犬です。印象的な見た目は高貴な人にも人気があり、各国の王家で飼育されていたと言われています。迫力ある見た目とは裏腹に、とても温厚で寂しがりな性格をしています。そんなレオンベルガーの歴史や寿命、かかりやすい病気などを紹介します。

レオンベルガーの基礎知識

レオンベルガーの原産国はドイツで、英語で「Leonberger」と表記します。昔から家庭犬として飼われていました。

レオンベルガーの歴史

ドイツのレオンベルク州の議員であったハインリッヒ・エスィヒ氏は、州のシンボルであるライオンに似せた犬を作ろうと思い、1830年代末から1840年代初頭にかけて、牝のニューファンドランドと、牡のセントバーナードを交配させました。その後グレートピレニーズが混血され、ライオンのような鬣(たてがみ)を持つレオンベルガーが誕生しました。行った交配の犬種の優れた部分を結集したレオンベルガーは、地位の象徴として全世界に行き渡りました。19世紀末には、家庭犬としてだけでなく、牧畜犬としての見張り能力と牽引能力が高く評価されました。現在でも優秀な家庭犬として、活躍しています。


レオンベルガーは立派な鬣(たてがみ)が特徴

レオンベルガーは、ライオンをイメージして作られただけあって、ライオンのようなたてがみと脚に飾り毛を持っています。お手入れに手間はかかりますが、綺麗に整えられた飾り毛は、とても印象的で記憶に残ります。

@anzu0401がシェアした投稿 -


レオンベルガーの大きさや寿命

体重は47~75kg、大きさは65~80cmで、寿命は約8~10年です。

レオンベルガーの性格や特徴

レオンベルガーの性格

非常に寂しがりで、温厚な性格をしています。無駄吠えもなく、子供に対しても優しいため家庭犬として申し分のない性格をしています。シャイでも攻撃的でもなく、どんな状況下でも愛想がよく従順です。服従の意思があり、学習能力・記憶力に優れているので訓練に向いています。

レオンベルガーの特徴

力強い筋肉を覆う豊かな被毛は、少しウェーブがかかっていてとても滑らかです。耳の長さと幅はほとんど同じで、大きい足にはラブラドールレトリーバーと同じように水かきがついています。堂々とした態度とブラックマスクが印象的で、見た目の迫力はとてもあります。

レオンベルガーの毛色・毛質

イエロー・レッド・レディッシュブラウン(赤茶色)・サンド(黄褐色の砂色)が認められます。また、これらの組み合わせがあり、常にブラックマスクを持ちます。体の至るところにある飾り毛の色は淡く、胸部の白い小さなまだらや、わずかな縞模様、指の白い毛が見られることがあります。


レオンベルガーに似ている犬種

レオンベルガーは、ニューファンドランドセントバーナードを交配させて作出されたため、やはり見た目や性格などが似ています。どちらも温厚な性格をしています。

ニューファンドランド


セントバーナード


レオンベルガーの育て方

室内を基本に、のびのび暮らすための広いスペースが必要です。レオンベルガーの被毛はダブルコートなので耐寒性には優れていますが、日本のような高温多湿な気候には弱いです。夏場はしっかりと空調管理できる環境が必要です。また、非常に寂しがりなので、長時間の留守番などはさせないようにしましょう。食費もかかる上に、病気にもかかりやすいため予防や治療などにお金もかかります。

レオンベルガーのしつけ

大型犬で力もそれなりにあるので、飼い主さんとの主従関係をしっかり示す必要があります。おすわりや待てなどの制止させるしつけを子犬のころからしましょう。

レオンベルガーのお手入れケア

ダブルコートで毛量が多いので、ブラッシングはできるだけ毎日してあげましょう。皮膚病の予防につながります。垂れ耳で皮膚が蒸れやすいため、ブラッシングの時に皮膚の状態をチェックしましょう。体が大きいためそれなりに運動量はありますが、激しい運動は必要ありません。

レオンベルガーがかかりやすい病気

大型犬特有の「胃捻転」や「股関節形成不全」に気を付ける必があります。ほかに、副腎の機能が低下することによっておこる「アジソン病(副腎皮質機能低下症)」や、レオンベルガー特有の病気である「レオンベルガー多発性ニューロパチー(LPN)」が気を付けるべき病気として挙げられます。レオンベルガー多発性ニューロパチーは遺伝疾患で、遺伝子検査で発見が可能です。脳からの正常な伝導が阻害され、四肢の脱力や筋力低下、運動麻痺、感覚障害などが起きます。

レオンベルガーの迎え方

レオンベルガーを飼うには、ペットショップや里親、ブリーダーからなどがあります。しかし、レオンベルガーは日本ではまだマイナーな犬種であるため、ブリーダーから迎えることをおすすめします。

レオンベルガーの価格・値段相場

どこから迎えるかによりますが、50万円前後が相場です。

保護犬の里親になる

保護され新しく里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。しかしその多くは成犬であり、子犬が欲しい場合は見つけるのが難しいです。保護犬を引き取る場合、保健所からと保護犬を譲渡している団体から引き取る場合があります。

ブリーダーやペットショップからの購入を考える前に一度覗いてみてはいかがでしょうか。保護犬の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)も、ぜひ覗いてみてください。

ブリーダーから迎える

レオンベルガーのブリーダーも存在します。購入時の注意点、その犬の性格に合ったしつけの仕方などを相談することができるので、安心してペットとの生活を迎えることができます。

ペットショップで迎える

ペットショップの場合、2、3カ月の子犬が売られており、4カ月を過ぎたら値下げされることがほとんどです。

レオンベルガーと楽しい暮らしを!

飾り毛が印象的なレオンベルガーは、大型犬なので食費がかかり、散歩やブラッシングなどのお手入れにやはり手間がかかります。ストレスがたまらない広いスペースや空調管理が必要など、飼うためのハードルもあります。快適に過ごせるように、迎える場合にはしっかり条件を整え、一緒に暮らす覚悟をしましょう。

OMUSUBIなら子犬からシニア犬まで探せます!

保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」
保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)では、審査を通過した信頼できる複数の保護団体が保護犬の里親さんを募集しています。生後数カ月からシニア犬まで、幅広い犬種が里親を待っています。興味のある人はぜひ利用してみてくださいね!