イタリアングレーハウンドの飼い方|性格やかかりやすい病気、しつけ方など

通称「イタグレ」と呼ばれるイタリアングレーハウンドは、ハウンド系の中でもスマートで小柄な犬種です。細身で足がとっても速いイタグレは、骨折に注意が必要な犬種でもあります。イタリアングレーハウンドの飼い方やかかりやすい病気、性格やしつけ方をドッグトレーナーの長根が紹介します!

基礎知識

イタリアングレーハウンドは英語で「Italian Greyhound」と表記し、日本語読みで「グレー」と「グレイ」の二つがありますが、どちらも間違っていません。ジャパンケネルクラブは「グレー」と表記していますので、本記事でも「イタリアングレーハウンド」で紹介していきます。ちなみに、イタリア語では「Piccolo levriero italiano」(ピッコロ・レヴリエロ・イタリアーノ)と呼ぶそうです。

グレーハウンドのGreyって?

名前の由来は諸説ありますが、毛色のグレー(灰色)からと言う説、グレイト(偉大)であると言う説、グリーク・ハウンド(ギリシャの犬)が転じた説、 ラテン語で「ギリシャ」を意味する「グライウス」に由来しているという説、「上級」を意味する「グラディウス」に由来しているという説などありますが定かなものはありません。

歴史

イタリアングレーハウンドの原産はイタリアで、古代エジプトでファラオの宮殿に存在していた小型のグレーハウンドの末裔と考えられています。紀元前5世紀初期にギリシャを通ってイタリアに渡っていたといわれており、この犬種が最も発展したのはルネッサンス時代の宮廷と言われています。ヨーロッパの宮廷で愛され、人気となったイタリアングレーハウンドの絵がイタリアの絵画に出てくることは珍しくありません。イタリアングレーハウンドは愛玩犬として大切にされていた一方で、レーシングドッグ(競争犬)としてスポーツやギャンブルに使用されてきました。

ハウンドとは

「ハウンド」とは獲物を追跡させるために作られた猟犬の総称で、サイトハウンドは視覚を使って追うのが得意です。また、嗅覚を使って獲物を追うセントハウンドもいて、ハウンドにはその2種類がいます。

性格や特徴

洗練さや気品、優雅さを兼ね備えた外見で、その性格は飼い主に従順で愛情豊かな犬種です。レーシングドッグでもあるイタリアングレーハウンドは、足が速く動くものを見ると追いかけ、場合によっては咬みつくという習性があります。また、体が細く脂肪がつきにくく短毛なイタリアングレーハウンドは非常に寒さに弱いため、冬場は洋服やコートを着せることが必要です。イタリアングレーハウンドの耳は「ローズイヤー」と呼ばれる耳の内側が見えている状態で、後ろに反り返って倒れていることが望ましいとされています。

イタリアングレーハウンドとウィペットとの違いは?

イタリアングレーハウンドの原産がイタリアなのに対してウィペットはイギリスが原産です。どちらもレースドッグとして活躍していたということもあり体つきもよく似ています。しかし、ウィペットの方がイタリアングレーハウンドよりも大きめで、筋肉質です。どちらも足の速い犬種ですが、小回りが得意なのはイタリアングレーハウンドであり、直線が得意なのはウィペットといった特徴もあります。またウィペットはフォーンやブルーといった毛色もいますが、ブリンドルと呼ばれるカラーが多いのも見分けるポイントになるかもしれません。

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大きさや寿命

体重は約5キログラムほどで、体高は32~38センチメートルほどです。寿命は13年前後といわれています。

毛色

人気な毛色はブルーホワイト、フォーン、シール、レッドなどがあります。

ブルーホワイト

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フォーン

シール

黒に近い赤茶色の毛並みのことをいいます。

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レッドホワイト

イタリアングレーハウンドの飼い方

体が細いイタグレは、骨折しやすく首細いのでクッション性のある首輪を選ぶなど配慮が必要です。寒さに弱いため冬季には体を温められるような厚手の洋服やコートを着せてあげましょう。

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しつけのやり方

体は小さいですが足が速く動きものを追うという本能がある犬種のため、他の犬に対しての咬みつきなどさせないように子犬のうちからしつける必要があります。また呼び戻しや、高いところから飛び降りさせないように、しつけていくことが大切です。

手入れ

毛が短く抜けやすいためこまめなブラッシングが必要です。

イタリアングレーハウンドがかかりやすい病気

体がとても細いため高いところからの飛び降りや、滑って転んで骨折ということが多い犬種です。また、後ろ脚の膝蓋骨が正常な位置から内外に外れてしまう「膝蓋骨脱臼」や毛の中にあるメラニンが不均等で、すぐに毛が切れてしまう「カラーダイリューション脱毛」が挙げられます。最近では「てんかん」になる子が増えてきているようです。

イタグレの動画やブログ

可愛い動画


イタリアングレーハウンドの足の速さがとてもよくわかる動画です!


イタリアングレーハウンドの赤ちゃんは、成犬時のスレンダーでカッコいい体系とは違ってコロンとしていて可愛いですね!

人気のブログ

イタグレ ルビーの日記
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イタリアングレーハウンドのブログで人気のルビーちゃん。ママさんと車でお出かけの様子が書かれています!

イタグレ イギー&リサリサ&スージーQのドドドな日々
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毛色の違うイタリアングレーハウンド3匹の多頭飼いの様子がよくわかります!

イタグレの雑種(ミックス)

雑種と呼ばれる混血のイタリアングレーハウンドもいますが、一世代で生まれたミックスと呼ばれる犬も増えてきています。イタグレのミックスもいろいろいるようですが、その中でも「チワワ」「トイプードル」「ボーダーコリー」とのミックスを紹介します!

イタグレとチワワ

大きな耳とつぶらな瞳がチワワの面影を感じさせます!

イタグレとトイプードル

トイプードルといったらやっぱりくるくるの毛並み! しっかりトイプーらしさが出ていますね!

イタグレとボーダーコリー

ボーダーコリーの特徴である白黒の毛色と、イタグレにはないダブルコートの毛並みが特徴的です!

イタグレを飼うには

どこから迎えるかによって値段も変わってきます。

価格/値段

一般的な価格の相場は10~30万円ほどであるがどこから迎えるかによっても値段は変わってきます。

保護犬の里親になる

保護され新しく里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。しかしその多くは成犬であり、子犬が欲しい場合は見つけるのが難しい。保護犬を引き取る場合、保健所からと保護犬を譲渡している団体から引き取る場合があります。

ブリーダーやペットショップからの購入を考える前に一度覗いてみてはいかがでしょうか。保護犬の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)も、ぜひ覗いてみてください。

ブリーダーから迎える

好みの毛色がある場合、ブリーダーで探すことができます。また、実際に親犬を見せてもらうこともできるので成犬時のおおよその大きさもわかります。その犬種のことをよく知っているので、飼い方のアドバイスを聞くこともできます。

ペットショップから迎える

ペットショップでは生後2~3カ月ごろの販売が多く、4カ月を過ぎてくると値段がだんだんと下がってくることがほとんどです。

一緒に楽しむドッグスポーツ

イタリアングレイハウンドはとても走るのが速く運動能力の優れた犬種です。そのため、一緒にディスク(フリスビー)やアジリティーといったドッグスポーツの大会に挑戦してみるととても楽しいと思います!

OMUSUBIなら子犬からシニア犬まで探せます!

保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」

保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)では、審査を通過した信頼できる複数の保護団体が保護犬の里親さんを募集しています。生後数カ月からシニア犬まで、幅広い犬種が里親を待っています。興味のある人はぜひ利用してみてくださいね。

第2稿:2017年6月14日 公開
初稿:2015年11月1日 公開

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