オーストラリアンキャトルドッグの飼い方|性格や特徴、しつけの仕方をご紹介

オーストラリアンキャトルドッグの飼い方|性格や特徴、しつけの仕方をご紹介

日本ではあまり馴染みのない犬種ですが、ハリウッド映画『マッドマックス2』にも出演したことのあるオーストラリアンキャトルドッグ。実は、最も長生きした犬としてギネスに登録されているのもこの犬種なのです。今回はそのオーストラリアンキャトルドッグの性格やケアの仕方、運動量や健康面で気をつけること、さらにスタンピーテイルキャトルドッグやオーストラリアンケルピーとの違いについてもご紹介します。

オーストラリアンキャトルドッグの歴史と基礎知識

オーストラリアンキャトルドッグりく
Photo by rikabukuさん Thanks!

オーストラリアンキャトルドッグはオーストラリア生まれの犬種で、英語では「Australian Cattle Dog」と表記されます。頭文字をとって「ACD」と表記されたり、ブルーヒーラー(Blue Heeler)、クイーンズランドヒーラー(Queensland Heeler)という愛称で呼ばれたりすることもあります。

オーストラリアには当時、イギリスから輸入されたオーストラリア初の牧羊犬、スミスフィールドキャトルドッグ(Smithfield Cattle Dog)と呼ばれる犬がいました。しかし、高い気温や起伏の多い地形、長い距離を歩く環境など、スミスフィールドキャトルドッグにはオーストラリアの暮らしが合っていませんでした。

そこで牧畜業者たちは、オーストラリアに生息する野犬ディンゴや、同じく牧羊犬のコリーをスミスフィールドと掛け合わせるなどして、オーストラリアの暮らしに対応できる牧羊犬を作ろうとしていました。その時にオーストラリアンキャトルドッグの原型となる犬種が誕生しました。

その後、その犬種にダルメシアンを掛け合わせて生まれたのが現在のオーストラリアンキャトルドッグであるといわれています。有名なところでは、メルギブソン主演の映画『マッドマックス2』に主人公の相棒の犬役として出演しています。


大きさと寿命

オーストラリアンキャトルドッグの体高はオスが46~51センチメートル、メスが43~48センチメートルほど。体重はおよそ15〜22.5キログラムになります。寿命は12〜16年ほどといわれていて、実は世界で最も長生きした犬としてギネスに登録されているのもオーストラリアンキャトルドッグなのです。1939年に29歳で亡くなったオーストラリアンキャトルドッグのブルーイは、約20年ものあいだ牧牛犬として働き続けました。


オーストラリアンキャトルドッグに似ている犬種と違い

オーストラリアンキャトルドッグに似ている犬種をご紹介します。

オーストラリアンスタンピーテイルキャトルドッグ

オーストラリアンキャトルドッグ似た犬
Photo by Wendy Hodges

オーストラリアンスタンピーテイルキャトルドッグは、スタンピーテイル(Stumpy Tail、訳:太く短い尾)という名のとおり断尾されたオーストラリアンキャトルドッグであると誤解されることが多いですが、同じ祖先を持つ違う犬種です。生まれつき短い尾を持つことが多いことからスタンピーテイルという名がつけられました。


体高や体重、毛色などはほとんど同じですが、オーストラリアンスタンピーテイルキャトルドッグの方がオーストラリアンキャトルドッグより足が長いのが特徴です。オーストラリアンスタンピーテイルキャトルドッグはジャパンケネルクラブ(JKC)に登録されていません。

オーストラリアンケルピー

オーストラリアンケルピー

オーストラリアンケルピーは、ジャパンケネルクラブにも登録されている犬種です。体高・体重ともにほぼ同じで、顔立ちもとても似ています。オーストラリアンキャトルドッグの毛色は基本的にはブルーとレッドの2パターンですが、オーストラリアンケルピーにはブラック一色やブラックタンなどのバラエティーがあるという違いがあります。オーストラリアンキャトルドッグの鼻は黒いですが、オーストラリアンケルピーの鼻は身体の色に合った色とされています。

オーストラリアンキャトルドッグの性格

オーストラリアンキャトルドッグは非常に賢いことで知られています。あらゆるものに興味を持つという好奇心旺盛な面もあり、毎日まとまった運動をさせることが不可欠であるといわれています。

オーストラリアンキャトルドッグの被毛について

屋外で働くことを目的に生まれたオーストラリアンキャトルドッグは、ダブルコートを持つ犬種です。


毛色

オーストラリアンキャトルドッグの毛色には、大きくわけてブルーとレッドがあります。

ブルー

オーストラリアンキャトルドッグブルー
Photo by Zingpix

レッド

オーストラリアンキャトルドッグレッド

オーストラリアンキャトルドッグの飼い方

好奇心旺盛でとても賢く、エネルギーに溢れた犬種であるオーストラリアンキャトルドッグには、常に何かをさせてあげることが大切です。

しつけ方

新しいことにチャレンジするのが大好きなオーストラリアンキャトルドッグには、飼い主と一緒にできるスポーツやアジリティーなど、頭とエネルギーを使うアクティビティーをさせてあげることが推奨されています。エネルギーを発散させてあげないと、他に興味を持ったオーストラリアンキャトルドッグは、いたずらをすることに頭を使ってしまう可能性があるからです。


ケア

オーストラリアンキャトルドッグケア

オーストラリアンキャトルドッグの被毛には匂いや皮脂がつきにくいといわれており、そのためブラッシングは週に1度程度でよいとされています。お風呂も、汚れたときのみでよいでしょう。ただし、換毛期には大量の抜け毛が出ますので、2、3日に一度、コームなどで丁寧にブラッシングをしてあげましょう。他の犬種と同じように、耳や爪、歯は頻繁にお手入れしてあげてください。


オーストラリアンキャトルドッグのかかりやすい病気

オーストラリアンキャトルドッグ専門の健康福祉団体ACDHEW, Inc.によると、オーストラリアンキャトルドッグは股関節異形成難聴になりやすいとされています。また、2歳を超えたオーストランキャトルドッグにはレントゲンを使った肘関節の検査が推奨されています。


オーストラリアンキャトルドッグのブログ

日本ではなかなか見かけることのないオーストラリアンキャトルドッグですが、いくつかブログを見つけることができました♪

馬耳東風のキャトルドッグ

オーストラリアンキャトルドッグブログ

オーストラリアンキャトルドッグのバジルくんと暮らすシドママによるバジルくんの毎日。たまにいたずらもするけど、名犬を目指して頑張れ、バジルくん!

キャトルドッグ魂!!

オーストラリアンキャトルドッグブログ

ドッグショーで「ベストオブブリード賞」を受賞したオーストラリアンキャトルドッグの美女クレアちゃん、オーストラリア生まれのロゼちゃんなど、他にもたくさんのキャトルドッグが出演する贅沢なブログです。

迎え方と初期費用

オーストラリアンキャトルドッグを家族に迎えるには、ペットショップやブリーダーで見つける方法、シェルターなどの保護施設からお迎えする方法があります。

ペットショップから迎える

大手ペットショップなどでは、違う地方の支店にいる犬の情報をインターネットで検索できる場合があります。お店に足を運ぶ前に、情報をチェックしてみましょう。

ブリーダーから迎える

オーストラリアンキャトルドッグはあまり日本にはいない犬種ですので、扱いのあるブリーダーを探すのもいいかもしれませんね。ブリーダーの評判を探せるウェブサイトなどを活用するのをおすすめします。

保護犬を家族に迎える

犬を新しく家族に迎えたいと考えたら、まずはお近くのシェルターなどで里親を探している子犬や成犬を探してみてください。今もたくさんの犬たちが、新しい家族を待っています。

オーストラリアンキャトルドッグとドッグスポーツを楽しもう!

すでに毎日運動している人はもちろん、運動を日課にしたいご家族にぴったりなオーストラリアンキャトルドッグ。家族でいろんなところへお出かけして、たくさんの思い出を作ってくださいね。

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保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI(お結び)」では、審査を通過した信頼できる複数の保護団体が保護犬の里親さんを募集しています。生後数カ月からシニア犬まで、幅広い犬種が里親を待っています。興味のある人はぜひ利用してみてくださいね。

参考文献

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