
犬が一人遊び上手だと留守番上手!一人遊びしない犬も適切なおもちゃで一人遊び上手に
犬は飼い主と遊ぶことが大好きですが、一人で遊ぶこともできます。一人で遊ぶことができると留守番のときも退屈しないで済み、相手をしてあげられないときも飼い主さんとしては少し気が楽ではないでしょうか。一人遊びしているときに唸ったり吠えたりしている場合、興奮状態にあるため、構わないようにしましょう。
犬が一人遊びするメリット

留守番上手になる
一人遊びができると、お留守番中も退屈せずに、またいたずらに精を出すこともなく上手に留守番ができます。留守番をさせるときは、一人でも上手に遊べるように、おもちゃを与えてから外出するようにしましょう。
飼い主さんが忙しいときに退屈しない
飼い主さんがどうしても愛犬の相手をしてあげられないとき、一人で遊ぶことができると、愛犬も退屈しないで過ごすことができ、ストレスになりづらいといえます。ただ、犬は飼い主さんと遊ぶことが大好きですし、遊びを通して飼い主さんとの絆も深まるため、一人遊びができるからといって相手をしてあげなくてもいいわけではありません。
犬の一人遊びの種類

駆け回る
犬は走ることが大好きです。飼い主さんや他の犬と一緒に追いかけっこをするのも好きですが、一人で走り回ることにも充実感を覚えます。動くものを追いかける
野生時代は狩りをして暮らしていたため、動くものに対して興味津々です。食べるつもりはなくても、虫や鳥、風にあおられる葉っぱなどを追いかけることは犬にとって楽しい遊びです。
穴を掘る
地面を掘るのも犬にとっては楽しい遊びです。穴掘りが好きな子は一人で夢中になって遊んでいます。地面にゴロゴロする
地面に背中をつけてゴロゴロする行動は、体に匂いを付ける行為でもありますが、犬にとっては楽しい遊びでもあります。かじる
犬は例え食べ物でなくても、かじるという行動に楽しみを感じます。自分でボールを投げて遊ぶ
犬は飼い主さんからボールやおもちゃを投げてもらうことが好きな子は多いですが、自分でボールなどを投げて追いかけるという一人遊びをすることがあります。犬に一人遊びをさせるときの注意点

飼い主さんが見守っている中での一人遊びであれば、すぐに対応できますが、おもちゃ次第では思いもかけないトラブルが起こる可能性があります。
壊れるものはNG
犬がかじって壊れるものは、犬のおもちゃとして適当ではありません。壊れた破片を飲み込む恐れや、窒息する恐れがあります。またプラスチックなどの場合、割れた部分で口を切って怪我を負う危険もあります。
のどに詰まる大きさのものは危険
犬の口に入ってしまうような大きさのおもちゃは危険なため、犬に与えないようにしましょう。誤ってそのまま飲み込んでしまい、のどに詰まって窒息する危険があります。そうなると、一刻を争う非常事態になります。
ぬいぐるみは要注意
犬はぬいぐるみなどの綿を取り出すことも好きなため、留守中は与えないほうが賢明です。与える場合は犬用の丈夫に作られているものを与えるようにしてください。犬は意外なものを飲み込んでしまうことがあります。海外では、靴下を20足以上飲み込んでしまい、手術で取り出さざるを得なくなった例もあります。
固すぎるものも要注意
犬の牙は固いものを砕くことができますが、あまりに固すぎるものだと、犬の歯が折れてしまう危険があります。折れた歯や牙は元に戻らないため、注意してあげましょう。
穴が一つのボールも要注意
犬専用のおもちゃであれば、配慮されているものがほとんどですが、空気穴が一つしかないおもちゃは要注意です。
海外で、空気穴が一つしかないボールを犬に与えたところ、舌が穴に吸い込まれてしまい抜けなくなってしまったという事例があります。
犬に与えるおもちゃのボールを選ぶときは、「穴がないボール」か「穴が複数あるボール」を選ぶようにすると賢明です。
一人遊びができない犬への対策

できなくちゃいけないものではない
犬はおもちゃや自分が興味のがあるものだと、教えなくても一人遊びをし始めることが多いですが、中には興味を示さず一人遊びをしない犬もいます。一人遊びは必ずできなくてはいけないものではありませんが、飼い主さんに執着してばかりいるのも分離不安を誘発する恐れがあるため、一人の時間を過ごすことができるようであれば、より過ごしやすくなるでしょう。
コングを使う
「一人遊びも楽しい」ことを教える際の最適アイテムはコングです。コングはかじっても簡単に壊れないようにできており、固過ぎて犬の歯が欠けるという心配もないため、安心して与えられます。
コングにはおやつを詰められるようになっているため、コングに興味を示さなかったとしても、匂いにつられて興味を示すでしょう。

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まとめ

犬が一人遊びできると留守番上手になります
犬の一人遊びの種類はさまざまあります
愛犬に一人遊びさせるときはおもちゃを吟味しましょう
飼い主さんの注意がそれるときの一人遊びや、留守番のときの一人遊びには、与えるおもちゃを厳選してあげる必要があります。
思わぬ事故につながらないように、愛犬のためにおもちゃ選びは吟味しましょう。