ラブラドールレトリーバーの飼い方|毛色で性格が違う? 特徴やしつけなど

ラブラドールレトリーバーの飼い方|毛色で性格が違う? 特徴やしつけなど

ラブラドールレトリーバーは、大型犬の中で最も人気のある犬種です。さらに、持ち前の賢さと友好的な性格、人を威圧しない外見などの理由から、盲導犬としても活躍しています。人々を魅了するラブラドールレトリーバーの性格や特徴、しつけの仕方などをドッグトレーナーの長根が紹介します。

ラブラドールレトリーバーの基礎知識

ラブラドールレトリーバー

原産国はイギリスで、英語で「Labrador Retriever」と表記します。以前はガンドッグと呼ばれる狩猟犬として、狩猟の手伝いをしていました。現在では盲導犬警察犬として活躍しています。

レトリバーとレトリーバーの違いは?

レトリバーやレトリーバーなど、さまざまな呼ばれ方をしていますがどちらも正しい呼び方です。英語表記のものをそのまま日本語で訳しているため、発音の違いで呼び方が異なります。今回は、一般財団法人ジャパンケネルクラブにあわせて、「レトリーバー」で紹介します。

ラブラドールレトリーバーの歴史

人気の大型犬として有名なラブラドールレトリーバーですが、詳しい起源については定かでなく、ほとんど知られていません。1800年ころ、ニューファンドランド島からしお鱈を運ぶ船で、この犬種の先祖となる「セント・ジョンズ・レトリーバー」がイギリスへ送られ、ヨーロッパへ紹介されました。その後イギリスで改良され、ラブラドールレトリーバーが誕生しました。長い間、寒さの厳しい海中で、撃ち落された魚を捕らえる仕事をしていました。

ラブラドールレトリーバーの性格や特徴

ラブラドールレトリーバーの子犬

全体的にバランスが取れていて、骨太でしっかりした体つきをしています。また、水や寒さなどから体を保護する、柔らかいアンダーコートを持っていて、胴が短く幅広い胸が特徴的です。

ラブラドールレトリーバーは非常に聡明かつフレンドリーで、人に対して献身的で、喜ばれることを好みます。そのため番犬には向いていません。優しさは生まれもった性格で、攻撃的でも過度にシャイでもありません。

毛色で性格が違う?

詳しいことはわかっていませんが、ブラックやチョコレートの毛を持つラブラドールレトリーバーは、ほかの毛色と比べるとより活発であるという声が多いようです。反対に、イエローの毛色は落ち着いた子が多いようです。盲導犬に用いられる毛色も、イエローが多いと言われています。

毛色

全体的な毛色はブラック、イエロー、チョコレートの三つに分けられます。胸に小さな白いまだらがみられることがあります。日本ではブラックとイエローの割合が多く、チョコレートは珍しい毛色です。

ブラック

黒い犬

イエロー

寝る犬

チョコレート

座る犬

泳ぎが得意!

もともと狩猟犬として水辺で活動していたため、足の指と指の間が発達して水かきがあります。また、根本が太く先がだんだん細くなり、毛が密集している「オッターテール」と言われるカワウソに似た尻尾が、力強いかじの役割も果たします。


盲導犬として

人懐っこい性格と、町を歩くのに威圧感のない顔つきで適度な体の大きさをしているラブラドールレトリーバーは、盲導犬に最も向いていると言われています。ゴールデンレトリーバー盲導犬として活躍していますが、長毛でお手入れが大変なため、短毛のラブラドールレトリーバーが選ばれることがあります。

F1レトリーバー

優秀なラブラドールレトリーバーですが、より盲導犬介助犬としての能力を引き出すために、ゴールデンとラブラドールを組み合わせて作り出された「F1レトリーバー」と呼ばれる犬種が存在します。交雑を行うことで、短毛のゴールデンレトリーバーを生み出したり、遺伝的にかかりやすい病気を避けたりすることが出来ます。

ラブラドールレトリーバーの大きさや寿命


体重は25~36kg、体高は54~62cmで、寿命は10~15年と言われています。

ラブラドールレトリーバーの育て方


ラブラドールレトリーバーは、非常に賢く初心者の方でも飼いやすい犬種です。しかし、子犬のころはやんちゃなので、しっかり対策をしましょう。また、太りやすい犬種なので散歩はしっかり行い、食事も気を付けることが重要です。散歩に関しては、動くことが大好きな種類ですので、毎日1時間の散歩を二回することが理想的です。

しつけ

ほかの犬種よりトイレや基本的なしつけは、比較的簡単に教えることができます。本能的に物をくわえる習性をもっているため、散歩中などに拾い食いさせないようにしつけることが大事です。おもちゃなどくわえていいものを決めて、しつけてあげましょう。

お手入れ

短毛種なので週一回程度のブラッシングで大丈夫ですが、愛犬に触ることで体の異変に気づけることもありますし、コミュニケーションの一貫としても毎日軽くでもブラッシングしてあげてください。また、換毛期の場合は、体に抜け毛がたまってしまわないように頻繁にブラッシングしてあげましょう。


ラブラドールレトリーバーのかかりやすい病気


ラブラドールレトリーバーの代表的な病気として、関節異常によって脚を引きずってしまう「股関節形成不全」や、シニアに多くみられる「悪性腫瘍」があります。ほかに、「白内障」や「胃捻転」などがあります。また、太りやすいので食事管理にも気を付ける必要があります。

ラブラドールレトリーバーとよく似た犬種

同じ大型犬でガンドッグに分類され、盲導犬に採用されている「ゴールデンレトリーバー」がいます。ラブラドールレトリーバーが短毛種で、ゴールデンレトリーバーが長毛種という違いの他に、祖先も異なります。また、同じ狩猟犬ではありますが、ゴールデンレトリーバーは鳥猟犬であるのに対し、ラブラドールレトリーバーは鳥だけでなく魚を獲る手伝いもしていました。


ラブラドールレトリーバーをもっと知る

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ラブラドールレトリーバーの迎え方

一度家族に迎えたら、子犬から老犬になっても大切に、命に責任を持ちましょう。白髪だって生えるし、病気もするかもしれません。お金がかかるのは家族に迎える時だげじゃない、ということをもう一度よく考えましょう。

ラブラドール

価格/値段

どこから迎えるか、家庭向けかドッグショー向けかなどで変動しますが、30万前後が相場です。40万を超える場合もあります。

保護犬から迎える

保護され新しく里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。ペトことの姉妹サイトの保護犬・保護猫のマッチングサイト「OMUSUBI」には多くの保護犬たちが募集されています。保護犬から迎える選択肢も考えてみてください。


保護犬猫マッチングサイトのOMUSUBI

OMUSUBIで保護犬猫を探す

ブリーダーから迎える

好きな毛色や、血統など気にするのであれば信頼できるブリーダーから迎えるという方法もあります。実際に見学に行き、どんな環境で飼育されているのかを確認することも必要ですが、飼う上でのアドバイスも直接聞くことができます。

ペットショップから迎える

ペットショップでは生後2~3カ月ごろの販売が多く、4カ月を過ぎてくると値段がだんだんと下がってくることがほとんどです。

まとめ

ラブラドール

ラブラドールレトリーバーは非常に聡明かつフレンドリー。人に対して献身的で、喜ばれることを好むため、番犬には向いていない
非常に賢く初心者の方でも飼いやすい犬種
動くことが大好きなため、毎日1時間の散歩を二回することが理想
体重が約25~36kg、寿命は10〜15年前後
股関節形成不全、悪性腫瘍、白内障、胃捻転、太りすぎに注意
物を回収してしまう習性と、フレンドリーな性格のラブラドールレトリーバーとキャッチボールの相性は抜群です! 愛犬のストレス発散・運動になり、さらに飼い主も楽しむことができます。泳ぎも得意な犬種なので、海やプールにも喜んでくれるでしょう。遊びの中で愛犬との絆を深めてみてはいかがでしょうか。



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