【ドッグランの基本マナー】基礎知識や事故を起こさないための注意点など

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小型犬も大型犬も、愛犬が自由に過ごせるドッグラン。だからこそ、大切なマナーやルールがあります。気づかないうちに相手に迷惑をかけてしまったり、嫌われる行為をしてしまっていたり......思わぬ事故やトラブルを起こさないためにも、必要な準備をしっかりして、愛犬とドッグランを楽しみましょう。これからドッグランデビューをしたい人もぜひ参考にしてください。

【ドッグランの基本マナー】ドッグランとは?

ドッグランとは、いわば「犬のための公園」といったところで、犬同士コミュニケーションを楽しんだり学んだり、運動不足解消やストレス発散の場とされています。

ドッグランの施設もさまざまで、無料で利用できる場所から、室内ドッグラン、貸切ドッグランなど利用シーンに合わせたドッグランがあります。

ドッグランのメリット

挨拶する犬

犬友だちと走ったり、とっくみ合いをしたりして遊ぶことでストレス発散や運動不足解消になり、問題行動の抑制につながります。

また、ドッグランの地面は土や芝生、ウッドチップなど犬にとって気持ちが良く、匂いも良い刺激になります。


ドッグランのデメリット

しつこい犬

ここで言うデメリットとは、飼い主の知識不足・配慮不足が原因で起こる愛犬にとってのデメリットになります。

愛犬の性格や、他のワンちゃんの状況を見ずに「入場してすぐリードを外す」、スマホや会話に夢中になって「愛犬から目を離す」などの行為は最悪の場合、愛犬がケガを負うだけでなく、他のワンちゃんや人にケガをさせてしまう事故にもつながります。

また、これらは愛犬が他のワンちゃんに対してトラウマを抱えてしまい「犬恐怖症」になってしまうことも。しつこく挨拶されていたり、愛犬が怖がっているときは飼い主さんが間に入ってあげることも必要です。



【ドッグランの基本マナー】行く前の準備と持ち物

ドッグランは基本的に事前の登録が必要になります。

  • 混合ワクチン証明書
  • 狂犬病予防接種証明書
  • 鑑札
  • 注射済票


【ドッグランの基本マナー】ドッグラン内で守るべきマナー

大型犬と小型犬

ドッグランの利用時にトラブルにならないために、事前にマナーや施設のルールを確認しておきましょう。

施設のルールに従う

ドッグランによっては小型犬と大型犬、体重などでエリアが別れていることがあります。

「うちの子は大型犬が好きだから大丈夫」と思っていても、大型犬エリアの利用者からしたらハラハラしてしまします。また、小型犬エリアに誰もいないからと大型犬が両方のエリアを独占することもやめましょう。

施設側もケガにつながらないようにエリア分けをしていますので、トラブルになるような利用はやめましょう。ドッグランによっては全犬種OKのフリーエリアがある施設もあります。

「大型犬とも遊ばせたい」「小型犬とも遊ばせたい」という飼い主さんはフリーエリアのあるドッグランの利用がおすすめです。

犬から目を離さない

ドッグランは犬たちだけでなく、飼い主さん同士のコミュニケーションの場でもあります。イベント情報や相談などつい話に夢中になり愛犬から目を離してしまうということもあるかもしれません。

そして、目を離してしまった時に限ってアクシデントが起こってしまうのです。

犬同士のケンカや、愛犬の排泄物の未確認など、その時は大事に至らなくても、そういうことが重なるとトラブルになることもあります。情報交換や相談なども飼い主さんの楽しみの一つですが、愛犬から目を離さないように注意しましょう。

ドッグラン内での飲食・タバコは禁止

基本的にドッグラン内での飲食や喫煙はマナー違反です。落ちてしまった食べ物などを犬が拾い食いしてしまう危険性もあります。

中には食物アレルギーの子もいるでしょうし、犬が食べてはいけないものもあるかもしれません。

タバコも犬にとって危険なものです。近くで吸われるのを嫌だと思う飼い主さんもいるでしょう。タバコは喫煙所で済ませるようにしましょう。

とはいえ、飲み物もダメとなると熱中症や脱水症状などの心配もあります。ドッグラン内では缶やパックなど蓋ができないものは持ち込まず、ドッグランのルールに従って、ペットボトルなど蓋ができるものを用意したり、ドッグランの外で水分補給をしましょう。


おもちゃ・おやつはバッグから出さない

おもちゃで遊ぶ犬たち

ボールや音の出るおもちゃはワンちゃんが大好きなおもちゃです。愛犬が好きなもので遊ばせたい気持ちは分かりますが、ドッグランではおもちゃの取り合いや破損によるトラブルもあります。最悪の場合、誤飲の事故につながることもあります。

おもちゃOKな場所であっても、犬が飲み込めるような大きさのおもちゃは使用しないなど、施設のルールを事前に確認しましょう。

おやつも同様です。ケンカの元になりやすいですし、アレルギーの子がいるかもしれません。誰もいないからと使用することもあるかもしれませんが、やはり落としてしまうこともあると思います。拾い食いの癖を付けないためにも、ドッグラン内でおやつを出すのはやめましょう。



過度なマウンティングは飼い主が止める

マウンティングは遊びの中でも取り入れられる行動ですが、遊びであっても体格差によっては身体に負担になります。

しつこくマウンティングするようなら、飼い主さんがきちんと止めるようにしましょう。また、犬によっては人の足などでもマウンティングする子もいますので、その場合も飼い主さんが速やかに対処しましょう。

ヒート中は利用しない

愛犬がヒート中の場合は体調も優れませんし、何よりオス犬を刺激してしまいます。他の利用者に迷惑をかけることにもなりますが、何より愛犬の安全を第1に考えてあげましょう。

排泄物の始末

これはお散歩のマナーでもありますが、排泄物の未処理はマナー違反です。ドッグランによっては専用の消毒水やうんちを捨てるゴミ箱が用意されているところもありますので、施設のルールに沿って処理するようにしましょう。

【ドッグランの基本マナー】トラブル・事故を起こさないための注意点

子どもに飛び付く犬

ドッグランでトラブルに発展させないために気を付けるべきポイントを紹介します。

幼い子どもを連れて行く

幼い子どもをドッグランに連れて入るのは危険です。大人であれば多少の甘噛みは笑って許せますが、小さい子どもの場合はびっくりして泣いてしまうこともあるでしょう。ケガをさせたとあれば、責任問題になるのはたいてい飼い主さんです。

また、子どもを苦手に思う犬は多くいます。突然の動きや、場合によっては悪気なく砂や小石を犬に向かって投げてしまうこともあるでしょう。

子どものためにもドッグランへ連れて行くのは控えたほうがいいでしょう。どうしても子どもとドッグランに行く必要がある場合は、貸切エリアのあるドッグランなどを利用するようにしましょう。

許可のない写真撮影やSNS投稿

我が子の遊んでいる姿を撮っておきたいと、カメラを構える親の姿は子どももペットも変わりませんね。でも、だからこそ許可のない撮影やブログ、SNSへの投稿が問題になってしまうケースもあります。

事前に飼い主さんへ確認するようにしましょう。

飼い主さん同士のコミュニケーション

ドッグランは犬たちが楽しむ場所ですが、飼い主さんたちのコミュニケーションの場でもあります。いつも利用する場所では仲のいい人もいるでしょうし、何となく話しかけにくいという人もいるでしょう。

それでも最低限の挨拶はしておくと良いですね。広いドッグランなどでは、常に愛犬を視野に入れておくことは難しいときもあります。そんなときに何かあったら、助けになってくれるのが他の飼い主さんの目です。

「うんちしてるわよ」とか「葉っぱ食べてるけど大丈夫かしら?」など、気にかけて教えてくれることもあります。その場限りの人であっても、コニュニケーションは大切にしましょう。

首輪・ハーネスは外さない方がいい

愛犬に思いっきり走らせてあげたい!という気持ちはわかりますが、首輪もしくはハーネスどちらかは必ずしておくようにしましょう。

たとえしつけを完璧にしていたとしても、いつ、どんなトラブルに巻き込まれるかわかりません。首輪かハーネスがついていれば、スムーズに愛犬を捕まえる(保護)することができます。


犬種の気質や犬の性格を見極めて接する

ドッグランに来るワンちゃんは、年代も違えば性格も違います。

「うちの犬は追いかけっこが好きだから」と、他の犬にも同じように遊んであげようと追いかけたり、遊びに誘ったりするのはちょっと待って! 

ドッグランにいるワンちゃんの中には人見知り、犬見知りしない子もいれば、怖がりさんもいます。追いかけっこが好きな子もいれば、のんびり散策しているのが好きな子など、さまざまです。

一度ドッグランにいるワンちゃん達の様子や、犬同士の接し方を観察するようにしましょう。飼い主さんに、どんな性格か聞いてみるのもコミュニケーションとしてひとつの方法です。

【ドッグランの基本マナー】デビューや初めてのドッグランに行く場合

じゃれ合う子犬

初めてドッグランに連れて行くときは、予防接種や施設の利用登録などを事前に済ませておくとスムーズに利用することができます。

他のワンちゃんとの相性もありますので、できれば最初はドッグランの外から見学させてあげましょう。あまりにも犬の頭数が多かったり、中にいる犬の遊び方が激しい場合には時間や日を改めることも大切です。

ドッグランに入れたら、愛犬の様子を見ながら負担にならないように遊ばせてあげましょう。

ドッグランデビューの時期

ドッグランのデビューは、ある程度の社会化ができてから。子犬の時期に、他の犬と触れ合わせたい場合は、知り合いのワンちゃんとお散歩に行ったり、動物病院などで行っている「パピーパーティー」の参加がおすすめです。

ドッグランでいきなり知らない犬と、遊ばせるよりも子犬のうちは飼い主さんとの時間を大切にして、環境的な刺激に慣れさせたり呼び戻しなどの基本的なしつけを優先しましょう。成犬で迎えた場合もまずは飼い主さんとの関係づくりが優先です。


デビューにおすすめなドッグラン

初めてのドッグランは心配なことも多いと思います。ドッグランは施設によってさまざまです。散歩コースにドッグランがあれば、外から見学をさせて徐々に慣れさせて行くことも可能です。

また、近くにドッグランがなくどこへ行くか悩んでいる場合は、スタッフが在中しているドッグランがおすすめです。ドッグトレーナーがいるところもあるので、不安なことを聞くこともできますよ。

ドッグランはマナーを守って楽しく遊ぼう!

犬

ドッグランはたくさんの人が利用する場所です。みんながマナーを守らないと、すぐにトラブルに発展していってしまいます。それぞれが、マナーを守ると同時に飼い主さんは愛犬を守れるように、常に気にしてあげましょう。