ボクサー犬の飼い方!性格・毛色、しつけなどをトレーナーが解説

Share!

ボクサー犬は、筋肉質でバランスのとれた姿がかっこいい犬種です。強面な印象のボクサー犬ですが、実は勇敢で愛情深い性格なんです。今回は、ボクサー犬の性格や寿命といった基礎知識から、しつけ、かかりやすい病気などをドッグトレーナーの長根が紹介します。

ボクサー犬の基礎知識

英語表記 Boxer
原産国 ドイツ
サイズ 大型犬
体高 53〜64cm前後
体重 5kg前後
寿命 10~12歳

ボクサーの名前の由来は、はっきりとはわかっていません。

「後肢で立ち上がる姿がボクシングのように見える」という説や「横からみた姿がボックス(箱型)に見える」という説、ドイツ語で「噛みつく人」を意味する「beisser」が崩れたとする説などがあります。


ボクサー犬の歴史

ドイツ原産のボクサーは、ブレンバイサー(ブレンベイザー)と呼ばれる「雄牛噛み犬」が祖先と考えられています。

クマやイノシシ、シカのハンティングに使われ猟師が来るまでの間、追いつめた獲物を捕らえて離さないことが目的です。

そのため、大きな口としっかりとした歯を持ち、咬みついたままでも呼吸ができるように改良されてきました。

ブレンバイサー(ブレンベイザー)にマスティフやブルドッグを交配して誕生したといわれています。

ボクサー犬の毛色

血統書団体ではフォーンとブリンドルが認められていますが、白の毛色の子もいるようです。

体の1/3以上が白い場合はスタンダードとして認められず、血統書も発行してもらえません。

フォーン


金色がかった色で、わずかに黒の差し毛が混ざった毛色をいいます。

ブリンドル

@norigo2001がシェアした投稿 -


主とする地色に他の色の差し毛がまんべんなく混ざった毛色のことをいいます。

白(ホワイト)

Rhinoさん(@19kemo73)がシェアした投稿 -


ボクサー犬の性格や特徴

性格

活動的、積極的で自信に満ちた性格をしています。

飼い主に対しては忠誠心があり、無邪気な一面を見せますが、知らない人や犬に対しては疑い深く、警戒します。

特徴

体は大きく頑丈で、短い被毛は光沢があり滑らかです。

幅広いマズルと上を向いた鼻が特徴的で、しっぽは断尾されていることが多いです。


アメリカとドイツの違い

ボクサーには「アメリカタイプ」と「ドイツタイプ」の2種類がいます。アメリカのボクサー愛好家たちによってドイツから輸入されたのがアメリカタイプのルーツになります。

アメリカのボクサーは頭部から足先までスマートでスタイリッシュなタイプとなりました。また、アメリカタイプは断尾や断耳をしているという特徴があります。

ドイツでは動物愛護の観点から断尾や断耳を禁止されています。そのためドイツタイプは断尾や断耳がされていません。

また、アメリカタイプに比べやや大きくガッチリした体格をしています。

ドイツタイプ

nanaさん(@kintaro0703)がシェアした投稿 -


ボクサー犬の育て方

大型犬のため、運動量が必要です。朝夕など1日に2回60分程度の散歩が必要です。

ただ暑さには弱いので、季節によって散歩の時間を調整しましょう。

家族にはとても愛情深く接しますが、知らない人や物には警戒するため、日々のコミュニケーションを通してしつけていきましょう。


ボクサー犬のしつけ方

従順な性格なので比較的しつけはしやすいです。咬むことを目的に誕生した犬種なので、甘噛みが始まる子犬の頃から咬んでいいものと悪いものを教えましょう

しつけをするにはコミュニケーションが大切です。犬が飼い主の目を注視する「アイコンタクト」や、歩調を合わせて歩く「リーダーウォーク」などの練習をしましょう。

ボクサー犬のお手入れケア

ショートヘアーなのでトリミングは必要ありません。週に1回程度のブラッシングをしてあげましょう。

ボクサー犬がかかりやすい病気

ボクサーは大型犬に多い「股関節形成不全」や「胃捻転」「肥大性心臓症」下痢の症状がみられる「組織球性潰瘍性大腸炎」に気をつける必要があります。


ボクサー犬の迎え方

ボクサー犬の横顔

一度家族に迎えたら、子犬から老犬になっても大切に、命に責任を持ちましょう。

白髪も生えれば、病気にもかかるかもしれません。お金がかかるのは家族に迎える時だけではないことを踏まえ、もう一度考えた上で迎えることを検討してください。

保護犬から迎える

保護犬猫マッチングサイトのOMUSUBI

保護され、里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。

ペトコトの姉妹サイトである保護犬・保護猫マッチングサイト「OMUSUBI(お結び)」も、ぜひ覗いてみてください。

OMUSUBIで保護犬猫を探す


ブリーダーから迎える

ペットショップで見かけることの少ないボクサー犬は、ブリーダーから家族に迎える人が多いようです。

実際に見学に行き、どんな環境で飼育されているのかを確認することも必要ですが、飼う上でのアドバイスも直接聞くことができます。

ペットショップから迎える

ペットショップにいることはまれな犬種です。事前に調べてから行きましょう。

月齢やペットショップによって大きく異なりますが、一般的な価格の相場は10~20万円ほどです。

勇敢で愛情深いボクサー犬と楽しい暮らしを!

従順で勇敢なボクサーは警察犬などの使役犬としても活躍しています。

海外では、火事の中逃げ遅れた飼い主の顔に覆いかぶさり守り続けたボクサー犬が話題になりました。

強面なボクサーですが、きちんとしつけをして、愛情をもって接することでとても良いパートナーになるでしょう。




参考文献