オールドイングリッシュシープドッグの飼い方|性格や抜け毛、しつけなど

オールドイングリッシュシープドッグの飼い方|性格や抜け毛、しつけなど

オールドイングリッシュシープドッグは、「オールド」の愛称で親しまれるイギリス原産の牧羊犬です。独特な歩き方が特徴で、顔まで覆う分厚いもふもふした被毛はぬいぐるみのような印象を与えます。成長するにつれて毛質や毛色が異なるので、変化を楽しむこともできます。犬種名の頭文字をとった「OES」の愛称でも親しまれるオールドイングリッシュシープドッグの歴史や特徴などを紹介します。

基礎知識

オールドイングリッシュシープドッグは英語で「Old English Sheepdog」と表記し、その名の通りイギリス原産の犬種です。外敵から羊を守る牧羊犬として古くから飼育されていました。

歴史

原産国はイギリスとされ、明確な記録はありませんがイギリスのデボン州、サマセット州付近に祖先犬がいたとされています。オールドという名がついていますが、犬種として確立したのは19世紀ころで、比較的新しい犬種です。断尾(尻尾を切断すること)の習慣があり、「ボブテイル」とも呼ばれていました。

この断尾の習慣は、当時のイギリスが使役に用いる犬種を免税にしたことに由来し、牧羊犬として使役する証として断尾を行っていました。近年はミュージカル『アニー』にこの犬種が出演したり、日本テレビ「ZIP!」の「あおぞらキャラバン」というコーナーでタレントと一緒に旅したり(そらちゃん)、コンパニオンドッグとして愛されています。断尾をする習慣は牧羊犬として飼育されなくなった現在も残っています。

大きさや寿命

体重は29~30kg、体高は56~61cmで、寿命は12~13年です。



性格や特徴

性格

基本的な性格は優しく温厚で、子供とも問題なく接することができます。しかし、遊ぶことが好きでヒートアップしてしまうことがありますので、目を離さないようにしましょう。羊を外敵から守る本能を持っているので、自分が嫌な思いをしたり飼い主が攻撃されたりすると、攻撃的な一面を見せることもあります。

特徴

全体的に丸みを帯び、とてもバランスがとれた犬種です。長い首は優雅なアーチを描き、肩は腰よりも低い位置にあります。常に側対歩(同じ方の前足と後ろ足を動かして歩くこと)で歩くのが特徴的です。子犬のころは柔らかい被毛ですが、成犬になると硬くボサボサになってきます。

毛色・毛質

子犬のころはブラックとホワイトの毛色ですが、成犬になるとホワイトを基本にブルーやグレーの毛色になります。毛質は子犬と成犬で異なり、柔らかい毛から硬い毛に徐々に変わり、目元も被毛で覆われていきます。

成犬


子犬


似ている犬種

オールドイングリッシュシープドッグに似ている犬種として挙げられるのが「ビアデッドコリー」です。姿はよく似ていますが、ビアデッドコリーの方が歴史は古く、断尾もしません。大きさはビアデッドコリーがやや小さいです。

ビアデッドコリー


飼い方

被毛が厚く暑さに弱いので、夏場は空調管理が必須です。スタミナもそれなりにあるので毎日30分~1時間程度の散歩をしましょう。人との交流を好むため、室内で一緒に暮らすことをおすすめします。


しつけ

基本的に賢く飼い主に従順な犬種ですが、きちんとしつけるには根気が必要です。体が大きいため力も強く、しつけが出来ていないと子供を怪我させてしまうなど思わぬ事故を招いてしまうことがあります。物を集める癖があるので、おもちゃなどを使ったしつけが効果的で、ストレス解消にもなります。

手入れ

ブラッシングは最低でも週に3~4回必要で、換毛期には毎日する必要があります。垂れ耳による外耳炎を防ぐために、顔周りのブラッシングもきちんとしましょう。清潔さを保つために定期的なシャンプーも必要です。顔の毛が多いので、水を飲んだ後や食後には口を拭いてあげましょう。

かかりやすい病気

成長期の体重増加や肥満によって起こる「股関節形成不全」や、耳のケアを怠ることから発症する「外耳炎」に気を付ける必要があり、体全体のケアが不足すると「皮膚病」にもつながります。通常老化と共に起きやすい「白内障」を若いうちに起こしやすいです。


オールドイングリッシュシープドッグをもっと知る

もっと知りたい人のために人気の動画やブログを紹介します。

動画


オールドイングリッシュシープドッグ同士のダイナミックな追いかけっこです。


毛色がまだ白黒のオールドイングリッシュシープドッグの子犬です。

ブログ

犬溜まりでお昼寝♪ オールドイングリッシュシープドッグの飼い主のブログ「犬溜まりでお昼寝♪」のトップページ オールドイングリッシュシープドッグの前髪を結んだ可愛らしい姿を見ることができる人気のブログです。

エディ&ジュリア(Edward & Giulia) +Queue +Trad オールドイングリッシュシープドッグの飼い主のブログ「エディ&ジュリア(Edward & Giulia) +Queue +Trad」のトップページ
ゴールデンドゥードルとオールドイングリッシュシープドッグの二匹の日常が書かれたブログです。


テレビ番組「ZIP!」の「そら」

テレビ番組「ZIP!(ジップ)」の人気コーナーのひとつ、あおぞらキャラバン(タレントと犬が一緒に日本一周するコーナー)でオールドイングリッシュシープドッグの「そらちゃん」が登場していました。(※2017年3月いっぱいで卒業しています。)


オラクルの社員犬

大手IT企業の日本オラクルでは、20年以上前から社員犬制度が存在し、代々オールドイングリッシュシープドッグが勤務してきました。現在は7歳の女の子「キャンディ」(Candy Candy)が4代目社員犬(グリーティング&ヒーリング アンバサダー)として活躍しています。

オラクルの社員犬でオールドイングリッシュシープドッグの「キャンディ」
オラクルの社員犬「キャンディ」(2014年撮影)

オールドイングリッシュシープドッグを飼うということ

オールドイングリッシュシープドッグを飼うには、里親やブリーダーから、ペットショップからなどがあります。

価格・値段の相場

どこから迎えるかによりますが、オールドイングリッシュシープドッグの相場は30~40万円です。

保護犬の里親になる

保護され新しく里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。しかしその多くは成犬であり、子犬が欲しい場合は見つけるのが難しいです。保護犬を引き取る場合、保健所からと保護犬を譲渡している団体から引き取る場合があります。

ブリーダーやペットショップからの購入を考える前に一度覗いてみてはいかがでしょうか。保護犬の里親募集サイト「OMUSUBI(お結び)」も、ぜひ覗いてみてください。

ブリーダーから迎える

オールドイングリッシュシープドッグ専用のブリーダーも存在します。購入時の注意点、その犬の性格に合ったしつけの仕方などを相談することができるので、安心してペットとの生活を迎えることができます。

ペットショップから迎える

日本のペットショップではほとんど見かけることはありませんが、ペットショップの場合、2、3カ月の子犬が売られており、4カ月を過ぎたら値下げされることがほとんどです。

家族のマスコット

オールドイングリッシュシープドッグは、子犬と成犬で毛質や毛色が異なり、変化を楽しむことができます。さらに、フワフワとしたぬいぐるみを思わせる見た目は、家庭に癒やしを与えてくれるマスコットのようです。しつけやお手入れが大変な犬種ではありますが、それ以上に家族に欠かせない存在になってくれます。

飼い主さんの声募集中

「オールドイングリッシュシープドッグってこんな犬種って言われてるけどうちの子は違う!」「こんなところに困った!」「ここがオールドイングリッシュシープドッグの魅力です!」など、オールドイングリッシュシープドッグを飼っていた、飼っている飼い主さんの声を募集しています! ツイッターやインスタグラムで「#ペトこと犬部」でシェアいただくか、ペトことの問い合わせ窓口からご連絡ください! 皆さまの声を掲載し発信していく予定です!

OMUSUBIなら子犬からシニア犬まで探せます!

保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」
保護犬保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI(お結び)」では、審査を通過した信頼できる複数の保護団体が保護犬の里親さんを募集しています。生後数カ月からシニア犬まで、幅広い犬種が里親を待っています。興味のある人はぜひ利用してみてくださいね。

Share!