犬は大根を食べても大丈夫! 水分補給にぴったりだけど、注意点もあり

犬は大根を食べても大丈夫! 水分補給にぴったりだけど、注意点もあり

大根は、犬が食べても大丈夫な野菜の1つです。大根は水分量が多く、犬の体にも良い栄養がたくさん含まれています。しかし、甲状腺に問題があったり、アレルギーがあったりする場合は避ける必要があります。今回は、犬に大根を与える際の注意点や、大根の栄養素、与え方についてご紹介します。

犬に大根を与える際の注意点

舌を出す子犬

総合栄養食へのトッピングやおやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

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アレルギーの可能性

アレルギーは、生まれつきの体質による先天性アレルギーと、長い期間同じ食材を食べることにより発症する可能性がある後天性アレルギーがあります。

大根を初めて与える際は、少量からスタートしましょう。以下の症状が見られた場合は、アレルギーの可能性があります。

  • 下痢
  • 嘔吐
  • 皮膚のかゆみ
  • 元気がない
  • 目の充血

大根を食べた際に上記のような症状が現れた場合は、獣医師に相談しましょう。


消化不良に注意

犬は肉食に近い雑食動物なので、野菜の消化を得意とした体内構造にはなっていません。そのため、大根を大量に与えてしまうと、消化不良を起こしたり、胃腸に負担をかけてしまったりする恐れがあります。

また、大根の辛味成分でもあるイソチオシアネートは、胃腸を刺激する可能性があります。下痢や嘔吐につながることもあるので、与え過ぎには注意が必要です。

甲状腺に問題がある犬には与えない

大根はアブラナ科の野菜です。アブラナ科に含まれるゴイトロゲン(グルコシノレート)は、ヨウ素の吸収を阻害する働きがあるといわれています。また、甲状腺ホルモンの分泌に悪影響を及ぼし、甲状腺に負担をかけてしまう可能性があります。

大根の栄養素

大根

大根の90%以上は水分でできており、ビタミンやミネラルも多く含まれています。カロリーも低いため、水分補給やダイエット中のかさ増し食材にぴったりな野菜といえるでしょう。

ビタミンB

疲労回復を早めたり、カルシウムの吸収を助けたり脳の働きを活発にしたりする効果が認められています。また、代謝を促す作用もあるため肥満防止にもつながります。

ビタミンC

みかんに豊富に含まれるビタミンCは、生体内の異物を解毒する作用や、免疫機能を向上させる作用があります。人間はビタミンCを体内で作ることができないため最も要求量の多い必須ビタミンですが、犬の場合は体内で作ることが可能です。

カリウム

カリウムは塩分を排出する働きがあり、血圧を維持してくれます。また、利尿作用が体内の水分量を調整してくれるため、代謝が良くなります。

鉄分

鉄分は、貧血を予防するために必要です。たんぱく質と一緒に摂ると吸収力が高まります。

イソチオシアネート

イソチオシアネートは、現在も研究が進んでいる期待の成分です。血液の循環を助け、がん予防にも効果的だといわれています。しかし辛味成分でもあるため、胃腸に刺激を与えてしまう恐れがあります。

大根の与え方

犬の大根おろしアート
Photo by totti_tsuruさん Thanks!

大根を犬に与える際は、皮を剥き、食べやすいように小さく切ってあげると良いでしょう。消化も良くなり、喉に詰まらせる危険性もなくなります。

また、大根の葉っぱにもビタミンやミネラルが豊富に含まれており、犬が食べても大丈夫です。葉っぱを与える際は、茹でて細かく刻んでから与えるようにしましょう。

大根おろしにする

大根には、大根おろしにすることで活性化する消化酵素が含まれており、食事の消化吸収をサポートしてくれます。すりおろすことで、消化しやすくなり、喉に詰まらせる心配もなくなるでしょう。

しかし消化酵素は熱に弱いため、大根おろしを与える際は生のまま与えましょう。

切り干し大根も細かく刻んで

大根を天日干しした切り干し大根は、甘みが増し栄養価も高まっています。犬に与えても大丈夫な食材ですが、与える際は水で戻し、細かく刻んでから与えましょう。

お刺身のつまはNG

お刺身のつまは細く切った大根なので、成分自体には問題ありません。しかし、魚の種類によって栄養の吸収が阻害される場合もあります。お刺身のつまは与えないようにしましょう。


まとめ

“ミニチュアダックスフンド”

甲状腺に問題がある犬には与えない
実も葉っぱも、与える際は細かく刻む
大根おろしにしてあげると、消化酵素も摂取できる

水分補給にもぴったりな大根ですが、与え過ぎるとお腹を壊してしまう原因になりますので、注意してあげてくださいね。

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