ラブラドゥードルの飼い方|アレルギーフレンドリーな犬って本当!?

ラブラドゥードルは「ドゥードル」の愛称でも呼ばれ、最近人気が出てきた犬種です。オーストラリアで誕生したので、オーストラリアン・ラブラドゥードル(AL)ともいわれ、何といっても抜け毛が少なく犬アレルギーの人であってもアレルギーが起こりにくい(アレルギーフレンドリー)というのが最大の魅力です。犬種として正式な登録はされていませんが、介助犬やセラピー犬として活躍している犬です。今回は、ラブラドゥードルについて紹介します!

基礎知識

ラブラドゥードルは、ラブラドールレトリーバープードルを主に交配させて生まれた犬です。ラブラドールレトリーバープードルの他に「アイリッシュ・ウォータースパニエル」「カーリー・コーテッド・レトリーバー」「アメリカン・コッカー・スパニエル」「イングリッシュ・コッカー・スパニエル」が祖先犬とされています。

ラブラドゥードル(Labradoodle)の名前は「Labrador」と「poodle」を合体させて付けられました。オーストラリアで誕生した犬なので、「オーストラリアン・ラブラドゥードル」とも呼ばれています。

歴史

アメリカの心理学の専門誌『Psychology Today』でスタンレー・コアン博士がラブラドゥードゥルの生みの親であるウォーリー・コンランの話を紹介しています。コンラン氏はオーストラリア王立盲導犬協会(現ビクトリア盲導犬協会)の代表理事を務めた人物です。

1970年代中頃、盲導犬協会にハワイで盲導犬を必要としていた女性から1通の手紙が届きました。その女性には犬アレルギーがあり、悪化させない盲導犬はいないかという相談でした。当時ブリーディングマネージャーだったコンラン氏は、その手紙をきっかけに、抜け毛の少ないスタンダードプードル盲導犬として有能なラブラドールレトリーバーを交配させ、ラブラドゥードルを誕生させたのです。

しかし生まれたラブラドゥードルは必ずしもアレルギーフレンドリーではなく、生まれてきた子犬の特徴が予測できないという問題が明らかさになりました。これにより盲導犬としての活躍より、魅力的な容姿と気質から「デザイナードッグ」として脚光を浴びることになりました。コンラン氏は後に、自分のブリーディングは失敗だったとして、「私はパンドラの箱を開けてしまった」と語ったそうです。

ラブラドゥードルに興味を持ったブリーダーたちは、ラブラドゥードルの特性を重視した犬種の改良を進め、抜け毛が少なく知能の高いオーストラリアン・ラブラドゥードルとなりました。現在では、盲導犬以外にもラブラドゥードルの特徴を生かして、セラピー犬として活躍しているそうです。ラブラドゥードルは犬種として世界的な認定はなく、雑種とされていますが、日本のオーストラリアン・ラブラドゥードル協会(Australian Labradoodle Association Japan/ALAJ)が厳しい審査のもとで血統書を発行しています。

大きさや寿命

基本的にはプードルラブラドールレトリーバーの交配種なので大きいですが、三つの大きさがあります。

  • スタンダード
  • 体高53~63センチメートル、体重23~30キログラム

  • ミディアム
  • 体高43~52センチメートル、体重13~20キログラム

  • ミニチュア
  • 体高35~42センチメートル、体重7~13キログラム

犬の寿命はサイズによって違い一般的に、大型犬の方が短く小型犬の方が長いとされています。

性格や特徴

非常に賢く、社交的で穏やかな性格の犬種です。人が大好きで、洞察力に優れています。ほどよい骨格で、俊敏さと優雅さを併せ持っています。豊かな被毛を持っていますが、抜け毛が少ないということが最大の特徴です。

毛質

毛質はフリースコート、ウールコート、ヘアーコートと三つのタイプがあります。

フリースコート

フリース・コートは、アンゴラ山羊のような柔軟な毛質で、 緩やかにウェーブまたはしなやかにカールしていて、 ブラッシング等の手入れは比較的簡単に行えます。

ウールコート

ウール・コートは、子羊のようにしなやかにカールした羊毛に似ています。 毛の生え方は厚く、濃密で、しっかりしているように見えますが、 羊ほどは密集してはおらず地肌は容易に確認できます。

ヘアーコート

ヘアー・コートは、若干の臭いを伴い、季節の変わり目には抜け毛等があります。 アレルギーに対してフレンドリーではないですが、 ペットとして飼育する事には特に問題はありません。

毛色

たくさんの種類がありますが、主な毛色を紹介します。

ブラック

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クリーム

ラブラドゥードルのクリーム
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カフェ

毛色の濃淡は差がありますが、ミルクチョコレートからシルバーベージュの範囲の色で、時間を経て(1~3年で)現れていきます。

ゴールド

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ゴールデンドゥードルとの違い

ゴールデンドゥードルもラブラドゥードルのように抜け毛の少ない、アレルギー・フレンドリーを目的に誕生しました。どちらもレトリーバーとプードルが交配されているので、体つきやモコモコの見た目など、とてもよく似ています。ゴールデンレトリーバープードルが掛け合わせで生まれたのがゴールデンドゥードルで、オーストラリアン・ラブラドゥードル協会が犬種登録と血統書を発行しているラブラドゥードルと違って、ゴールデンドゥードルは雑種(ミックス)です。

ゴールデンドゥードルの名前は、ラブラドゥードルを真似して付けられたといわれています。ラブラドールレトリーバープードルの名前を合わせてできたラブラドゥードルに対して、ゴールデンレトリーバーには「doodle」になる「d」が存在しません。「doodle」は「いたずら書き」の意味で、「poodle」の「p」を逆さにすると「doodle」になるともいわれています。

ラブラドゥードルの飼い方

サイズや毛質など種類がありますので、飼育する住環境に合わせて飼うことができます。ミニチュアであっても散歩は必ず行いましょう。スタンダードであれば、60分程度の散歩、ミニチュアであれば、15分程度の散歩を朝夕の2回ずつしてあげましょう。

しつけのやり方

しつけは、犬種としての気質だけでなく愛犬の性格をきちんと理解してあげることが大切です。温厚な性格をしている犬種ですが、人が大好きでしてしまう「飛びつき」も相手にケガをさせてしまうこともあります。

マテ」や「オイデ」などの基本的なしつけも必要です。うっかりリードを離した隙に走り出してしまったら、足の速い犬に追いつくことは簡単ではありません。たとえ逃げ出してしまっても、「呼び戻し」や「止まれ」といったしつけができれいれば最悪の事態を防ぐことができます。

手入れ

抜け毛の少ない犬種ですが、定期的なブラッシングやトリミングが必要です。垂れ耳の犬種なので、定期的に拭いてあげるなど清潔にしてあげましょう。

ラブラドゥードルがかかりやすい病気

股関節形成不全といった関節疾患や、垂れ耳のため耳が汚れやすく外耳炎にもなりやすいです。

ラブラドゥードルをもっと知る

ラブラドゥードルのことをもっと知りたい人のために、オススメの動画やブログを紹介します。

かわいい動画


3カ月のラブラドゥードルの子犬。元気いっぱいでかわいいですね!


ラブラドゥードルとのドッグダンスは、大きくゆったりとした動きですが迫力がありますね!

人気のブログ

オーストラリアンラブラドゥードルの里親ブログ
オーストラリアンラブラドゥードルのブログ
FCHシステムという制度を利用して迎えたラブラドゥードルの里親ブログです。

ハイディはオーストラリアン ラブラドゥードル
オーストラリアンラブラドゥードルのブログ
2匹のオーストラリアンラブラドゥードルの日常ブログです。きれいな写真がたくさんで、ドゥードルのかわいさが伝わってきます!

ラブラドゥードルを飼うということ

一度家族に迎えたら、子犬から老犬になっても大切に、命に責任を持ちましょう。白髪だって生えるし、病気もするかもしれません。お金がかかるのは家族に迎える時だけではないということをもう一度よく考えましょう。

価格/値段

一般的な価格の相場は35~45万円ほどですがどこから迎えるか、毛質や毛色によっても値段が変わってきます。

保護犬の里親になる

保護され新しく里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。しかしその多くは成犬であり、子犬が欲しい場合は見つけるのが難しいです。保護犬を引き取る場合、保健所からと保護犬を譲渡している団体から引き取る場合があります。

ブリーダーやペットショップからの購入を考える前に一度覗いてみてはいかがでしょうか。保護犬の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)も、ぜひ覗いてみてください。

ブリーダーから迎える

ブリーダーからの場合、子犬の飼育環境や親犬に会わせてもらえるかなど、実際に行ってみて確認することが大切です。血統だけでなく、性別やある程度の子犬の性格などもわかるので好みの子犬を選ぶことができます。

ペットショップから迎える

ペットショップではほとんど見かけることのない犬種です。地域やお店によってはいることもありますので事前に確認してみることをオススメします。

一緒に楽しむ

何といっても、ワンちゃんも飼い主さんも一緒に楽しめることが大切です。一緒に遊んだり、散歩に行ったりすることもそうですが、しつけもコミュニケーションの一環です。お互いが気持ちよく過ごせるように、遊びやおやつを使って楽しみながらしつけをしたり、ドッグスポーツなどを始めてみたりすることで愛犬との絆が深まります。

OMUSUBIなら子犬からシニア犬まで探せます!

保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」

保護犬保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)では、審査を通過した信頼できる複数の保護団体が保護犬の里親さんを募集しています。生後数カ月からシニア犬まで、幅広い犬種が里親を待っています。興味のある人はぜひ利用してみてくださいね。

飼い主さんの声を募集中

「ラブラドゥードルってこんな犬種って言われてるけどうちの子は違う!」「こんなところに困った!」「ここがラブラドゥードルの魅力です!」など、ラブラドゥードルを飼っていた、飼っている飼い主さんの声を募集しています! ツイッターやインスタグラムで「#ペトことラブラドゥードル部 」でシェアいただくか、ペトことの問い合わせ窓口からご連絡ください! 皆さまの声を掲載し発信していく予定です!

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第2稿:2017年10月13日 公開
初稿:2017年10月5日 公開

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