ヨーロッパ出身の猫いくつ言える? ヒマラヤンやノルウェージャンなど人気10種を紹介

ヨーロッパ出身の猫というとどんな猫を思い浮かべますか? 日本ではあまり知られていませんが、水を嫌がらないターキッシュバンやパンチパーマのような毛をしているコーニッシュレックスなど、素敵でユニークな特徴を持った猫がたくさんいるんです! 今回はヨーロッパ出身の猫の中でも人気の10種類を紹介します。

ヨーロッパ出身の猫について紹介

ヨーロッパ出身の猫の歴史や特徴について紹介します。

ターキッシュバン

ターキッシュバン

ターキッシュバンは別名「トルコの泳ぐ猫」と呼ばれており、水を嫌がらないどころか泳ぐことを好む子さえいる非常に珍しい猫種です。1950年代、イギリスからトルコに来ていた写真家が旅の道中で猫が水で遊んでいるところを発見し、ユニークな特徴を持っていることを帰国後に紹介したことで知られるようになりました。

ターキッシュバンの毛色は「バンパターン」といって、全体的に白を基調とした毛色をしていて、頭と尻尾だけに色や模様が入るのが特徴です。毛は防水性が非常に高く、皮膚が直接水に触れにくいようになっています。

ターキッシュアンゴラ

ターキッシュアンゴラ

別名「トルコの生きる宝石」と呼ばれているターキッシュアンゴラは「1800年後半〜1900年前半において猫界を代表するほど人気だ」と書かれた文献があるほど、極めて歴史の深い猫種の一つです。

あまりの人気のため、数を増やすためにペルシャ猫との交配が頻繁に行われたこともありました。その結果、本来のターキッシュアンゴラとはほど遠い姿の猫が出回る時代もありましたが、トルコの人たちの努力によりターキッシュアンゴラの血筋が守られました。ターキッシュアンゴラはとても柔らかいセミロングの毛を持ち、キツネのようにゴージャスな尻尾をしていることが特徴的です。

コーニッシュレックス

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Photo by mrg0305さん Thanks!


コーニッシュレックスは、くりくりのパンチパーマをかけたような毛が特徴の猫です。モデルのようにスリムで独特な顔立ちは、映画『ドラゴンボールZ 神と神』に出てくる破壊神ビルスのモデルにもなりました。一時は全滅の危機に頻しましたが、ブリーダーたちによりシャム猫ロシアンブルーアメリカンショートヘアーブリティッシュショートヘアーなどのさまざまな猫と掛け合わせられたことにより危機をまぬがれただけでなく、遺伝子の多様性にも富んだ健康的な猫種へと進化を遂げました。

スコティッシュ・フォールド

スコテ

スコティッシュフォールドは折れた耳が特徴的な猫です。1961年にスコットランドの納屋で羊飼いに発見された「スージー」という名前の耳の折れた白猫を基礎に、ペルシャ猫アメリカンショートヘアなどと交配を重ね、現在のスコティッシュフォールドの原型が誕生しました。

その愛らしい外見から人気の猫種ですが、発祥地であるスコットランドでは政府に繁殖を止めるように呼びかける動きもあります。その理由は、耳が折れている理由が骨軟骨異形成症を引き起こす遺伝子に起因するからです。

デボンレックス

デボンレックス

デボンレックスは別名「プードルキャット」と呼ばれており、くりくりな毛を持っていることが特徴の猫です。イギリスのデボン州に住んでいたベリル・コックスという女性が自宅の近くで発見した、毛のカールした猫が祖先とされています。

猫が発見された場所のすぐ近くで、巻き毛の特徴を持つコーニッシュレックスが発見されていたため、「デボンレックスコーニッシュレックスなのではないか?」という意見もありましたが、遺伝学的にもコーニッシュレックスとは異なる猫種であると証明されています。デボンレックスは小さな頭に卵のような形の大きな目と幅が広い大きな耳と独特のルックスをしていることから「エイリアンキャット(宇宙人のような猫)」というあだ名も持っています。

ブリティッシュショートヘア

ブリティッシュショートヘアー

ブリティッシュショートヘアは『不思議の国のアリス』に登場するチェシャ猫のモデルとしても知られている猫種です。ブリティッシュショートヘアの歴史はとても古く、祖先はローマ帝国の時代にイギリスに持ち込まれ、イギリス最古の品種だといわれています。当時はネズミ捕りの役目を持つワーキングキャットとして船に乗せられ、帝国の拡大とともにヨーロッパ全土に広がっていきました。ブリティッシュショートヘアは、他の猫種よりも圧倒的に密度の高い短毛の豪華な被毛が特徴的な猫種です。

マンクス

マンクス

マンクスは猫の中では珍しく、尻尾が無いのが特徴的な猫です。マンクスの祖先は船に乗ってマン島にやって来たと考えられています。詳しく起源は分かっていないものの、1750年頃には現在のマンクスが「stubbin(スタビン)」という名前で呼ばれていた記録が残っています。

尻尾が無い理由についてはさまざまな憶測があり、「ノアの方舟(はこぶね)に最後に飛び乗ったため、扉に尻尾を挟まれてしまったのでは?」という人もいるほどです。全てのマンクスが尻尾を持っていないわけではありません。ごくわずかに尻尾を持つ「ライザータイプ」や普通の猫に比べると短いが、尻尾を持つ「スタンピータイプ」など、いくつかのタイプに分類することができます。

シャルトリュー

シャルトリュー

シャルトリューロシアンブルーコラットと並んで「ブルー御三家」としても有名な猫種です。シャルトリューの歴史は深く詳しい起源は未だ分かっていませんが、少なくとも16世紀には既にシャルトリューが存在していたことがフランスの古い書物に記されています。第二次世界大戦中には絶滅の危機に瀕しましたが、ブリーダーたちによりブリティッシュショートヘアペルシャ猫と掛け合わせられたことによって種の保存が保たれました。シャルトリューは筋肉質でかなりどっしりとした体型が特徴的です。

ヒマラヤン

ヒマラヤン

ヒマラヤンペルシャ猫シャム猫の混合種です。「ペルシャ猫のような長毛とシャム猫のようなポイントカラー(顔の中心や尻尾などの末端部分の色が濃く、体の中央部は薄い色の毛色)の特徴を持った猫を作りたい」というスウェーデンに住む研究者の発想から生まれました。「ミュージカルのような鳴き声」と例えられるほどヒマラヤンは柔らかくて美しい声や、サファイアブルーの美しい瞳が特徴的な猫種です。

ノルウェージャンフォレストキャット

ノルウェージャン

ノルウェージャンフォレストキャットは、ノルウェーでは「ノルウェーの森林猫」を意味する「Norsk Skaukatt(ノルスク・スコグカット)」と呼ばれています。起源について詳しくは分かっていませんが、ローマ帝国がヨーロッパ北部に拡大した際に、ネズミ捕りの役目で連れられていた短毛種が北欧の寒さに適応するために長毛化したのではないかと考えられています。豪華な毛が特徴的なですが日常的にお手入れを必要とするわけではないため、意外と飼いやすい猫種です。

猫の迎え方

猫を家に迎える方法はさまざまです。それぞれに長所と短所があるのでじっくりと検討してみてくださいね。

保護猫の里親になる

長所

日本では1年間に5万匹以上の犬や猫が殺処分されています。一人でも多くの人が保護犬保護猫を家に迎えることを選択肢に入れることで、助かる命が増えます。家の近くの愛護センターや保護団体から保護猫を迎えるということも考えてみてください。

保護犬と違って、保護猫のほとんどは雑種です。雑種は純血種とは異なり、遺伝子が多様なので病気にかかりにくくて丈夫な子が多いです。保護猫と飼いたい人のマッチングサイト「OMUSUBI」(お結び)に運命の子がいるかもしれませんので、ぜひ覗いてみてください。

短所

保護猫と言っても、「人間と関わることなく1匹で生き抜いてきた子」「飼い主に突然捨てられた子」「多頭飼育崩壊からレスキューされた子」とバックグラウンドはさまざまです。成猫の場合は人に慣れるのが難しい場合もありますので、飼い主さんや家族との相性、住環境との相性などをよく見極めてから迎えるようにしてください。

ブリーダーから迎える

長所

特定の猫種を飼いたいという方は、信頼できるブリーダーさん(キャッテリー)から迎える方法もあります。実際にブリーダーの元へ見学に行くことで、育った環境を実際に知ることができます。また、育てる上でのアドバイスを聞くこともできます。

短所

残念の話ですが猫に対して愛情がなく、ただ利益目的でブリーダーをしている人もいます。利益が目的のブリーダーは、高値で売買可能な猫を誕生させるため、危険な繁殖手法や販売手法を取っていることがあります。それは遺伝病を持って生まれてくる可能性が非常に高くなるため本来禁止されている近親交配の繰り返しや生後45日以下の子猫の販売です。猫の体と心の健康に配慮しない悪徳ブリーダーから引き取ってしまうと、その繁殖手法を支援することにつながってしまいます。

ペットショップから迎える

長所

ペットショップにはさまざまな猫種がいます。その場で見たり、触れたりすることができますので、お気に入りの猫ちゃんを見つけることができるかもしれません。

短所

ブリーダーと同様に、悪徳なペットショップもあります。ブリーダーの情報をきちんと伝えなかったり、安売りを謳い文句にしているようなペットショップは特に注意が必要です。

ヨーロッパ出身の猫はオシャレ?

オシャレなイメージのヨーロッパ出身ということだけあって、ヨーロッパ出身の猫も何となくオシャレな感じがして素敵ですよね。「世界には他にどんな猫がいるのだろう?」「自分の家で飼っている猫のルーツを知りたい!」と思った方は、ぜひ猫種辞典をご覧ください!

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