ラサアプソの飼い方|性格・寿命・大きさ・しつけ・かかりやすい病気を解説

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ラサアプソは長い歴史を持つ犬種で、その容姿がシーズーと似ていることから比較されることが多いです。チベットでは神聖な犬として言い伝えられているラサアプソですが、どんな性格をしているのでしょうか?

ラサアプソの歴史と基礎知識

ラサアプソの「ラサ」は、チベット仏教の聖地ラサ、「アプソ」はチベットに生息するヤギが由来とされています。また、別名は「アプソ・セン・カイ」で「毛深い鳴き犬」という意味があります。現在は愛玩犬のグループですが、当時は屋内の番犬として利用されていたこともあります。

チベットでは王族や宗教関係者のみが飼育することを許されており門外不出の犬種でしたが、チベットから中国に贈られた際に王宮内で交配が繰り返し行われ、ラサアプソの特徴を受け継いだ新しい犬種が生まれていったのです。

20世紀には欧米でもチベット原産の犬種が複数認知されていましたが、犬種間に明確な定義はなくその違いが曖昧にされていました。しかし20世紀の初頭イギリスに持ち帰られたラサアプソをきっかけに欧米でも正式に犬種として登録され、知名度が上がっていきました。

ラサアプソの大きさと寿命

体高は22~28cmほど、体重5~7kgほどの小型犬です。メスはやや小さめなこともあります。寿命は12〜14歳と比較的長寿の犬種です。先天性の病気も少ないので、健康的な生活を心がけてあげると寿命が伸びていってくれます。

シーズーとラサアプソの違い

床に寝そべるシーズー

ラサアプソはチベット、シーズーは中国の王宮にて生まれた犬種なので、原産地が少し違います。見た目はラサアプソの方がわずかに鼻が高く、顔の比率が縦に長いです。同じタイプのカットをすると見分けるのが難しいほど、それ以外の部分はよく似ています。

ラサアプソの性格

飼い主にはとても忠実です。他人には警戒心を示し吠えることもありますが、チベットではそれが良いとされていました。のんびりと自分の落ち着ける空間が好きなので、子供よりも静かな大人と一緒にいることを好みます。また負けず嫌いな性格なので、自分が納得いくまで遊び続けることもあります。優しく見守りながら、激しくなりすぎる前にコントロールしてあげましょう。

美しい毛の二匹のラサアプソ
Photo by solaciss.kei5さん Thanks!

ラサアプソの被毛について

ラサアプソは長毛のダブルコートです。カットをせずに被毛を伸ばすと、立っていても床につくほど長くなり、エキゾチックな印象になります。

ラサアプソ

ラサアプソの毛色

カラーはさまざまで、スタンダードはありません。明るいハニーやクリームのほかにブラック、そしてベースのカラーにもう一色別のカラーを持つバイカラーの被毛のラサアプソもいます。

ラサアプソの犬
Photo by chikasta0o0さん Thanks!

ラサアプソの育て方

ラサアプソの犬
Photo by chikasta0o0さん Thanks!

小型犬の中では扱いが難しいタイプの犬種です。メリハリをつけて、コマンドを送りたいときは凛とした態度で接することができる人に向いています。

ラサアプソのしつけ方

プライドが高く負けず嫌いなので、主従関係がしっかり築かれていないと、しつけトレーニングは難しいです。賢いので、下の立場に位置付けられてしまう前に服従を覚えさせることが大切です。



ラサアプソのお手入れケア

特にカットをせずにロングにしている場合は、美しい毛並みを保つためのブラッシングが欠かせません。被毛が絡まないようにするのはもちろん、毛艶の維持にも大切なケアです。

また目元や耳にも長い毛が生えるので、汚れが溜まりやすいです。かたく絞った布などで拭き取ってあげましょう。

ラサアプソのかかりやすい病気

目にまつわる病気が多いです。遺伝的にチェリーアイになりやすい犬種といわれています。ポコっと赤い粘膜が眼球の外側に出てきてしまう病気で、動物病院での治療が必要です。予防はできませんが早期治療は可能なので、定期健診などで獣医さんに診てもらうと安心です。また、目の周りの毛が原因で結膜炎や角膜炎になることがありますので、目の周りを拭く、毛が目に入らないように注意するなどの衛生管理は徹底しましょう。



ラサアプソの迎え方

ラサアプソの子犬の相場は15万〜25万円です。被毛などのバリエーションが多く犬種のスタンダードも明確でないので、相場の幅も広くなっています。

ブリーダーから迎える

ラサアプソの迎え方でもっとも一般的な方法です。ブリーダーとコンタクトを取り、両親の情報や兄弟との生活の様子などを詳しく聞いてから迎えると、一緒に暮らし始めたあとのギャップが最小限に抑えられます。

ペットショップから迎える

ラサアプソはペットショップで売られていることもありますが、比較的マイナーな犬種なのでショップで出会える確率は低いです。また、ショップは繁殖業者の顔が見えないことなどもあり他の迎え方と比べて信憑性に欠ける点もあります。子犬が小さすぎたりぐったりとしている場合は、倫理的な繁殖が行われなかった可能性を疑うなど、判断力が必要になってきます。

保護犬から迎える

新しく犬を家族に迎えるこを検討している方は、保護犬の募集サイトや譲渡会を訪れてみてはいかがでしょうか。個性豊かな雑種を含めたさまざまな犬種と出会うことができます。また、ペットショップではあまり出会えない成犬も多いので、子犬の姿だけをみて将来どれほどの大きさに成長するか想像がつかない方はギャップが少ない成犬を迎えることをおすすめします。

ラサアプソと楽しい暮らしを!

ラサアプソは、まるで犬種の歴史とかつての立場を知っていたかのように、自尊心を持ちゆったりと構えた姿勢で暮らすことが多いです。カットによってさまざまな表情になりますが、いずれも上品で独特のオーラをまとっています。日本では稀少な犬種でなかなか出会う機会はありませんが、そんな稀少性もまた、ラサアプソの品格を象徴しているようでとても魅力的ですね。

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参照:JKC