ハバニーズの飼い方|性格・寿命・体重・しつけ・かかりやすい病気などを解説
ハバニーズは、日本ではあまりメジャーではありませんが、欧米ではとても人気のある犬種なんですよ。ボロネーズやビションフリーゼ、マルチーズなどと見た目は似ていますが、性格や毛色はどうでしょうか? まるでバネがついているように弾んで歩き、ピエロのように面白い性格というハバニーズは、賢く社交的で都会暮らしに向いています♪
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ハバニーズの歴史と基礎知識

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小さいボディーに社交的な性格を持つハバニーズは、都会で飼うのにふさわしい犬種であるといわれています。仕事をさせるために生まれた犬ではなく、古くから貴族や上流階級の人々に愛玩犬として愛されてきました。小説家・詩人であるアーネスト・ヘミングウェイが飼っていた犬としても知られています。
ハバニーズの大きさと寿命
ハバニーズの体高は23〜27センチメートルほど(21〜29センチメートルが許容範囲)で、体重はおよそ3〜6キログラムになります。寿命は14〜16年ほどといわれています。ハバニーズに似ている犬種と違い
ハバニーズによく似た犬種に、マルチーズやボロニーズ、ビションフリーゼがいます。ハバニーズとマルチーズの違い

ハバニーズとマルチーズは同じ祖先を持つのではないかといわれており、ウェーブがかった毛や丸く大きな目など、たくさんの共通点があります。
ハバニーズとマルチーズの大きな違いは、毛色です。フォーンやブラックなど、さまざまな毛色を持ったハバニーズがいますが、マルチーズは基本的にはホワイト一色であるとされています。
また、ハバニーズが最低およそ3キログラムであるのに対して、マルチーズは最大で3キロ。ハバニーズのほうがマルチーズより少し大きいというのも違いのひとつです。
ハバニーズとボロニーズの違い

一見、見分けるのが難しいですが、体重はおよそ2.5〜4キログラムでハバニーズより小さく毛色はホワイト一色です。
ハバニーズとビションフリーゼの違い

アフロカットが似合うビションフリーゼは、昨秋放送されたドラマ『僕とシッポと神楽坂』でも話題になるなどキュートな犬種ですが、ハバニーズとの違いは真っ白でクルクルした巻き毛です。
ハバニーズの性格
ハバニーズの性格は、賢く、社交的。また、ピエロのようだと表現されることもあるほど面白い性格の持ち主として知られています。吠えることがあまりないのも「シティ・ドッグ(都会向けの犬)」と言われる理由です。見た目が可愛く飼いやすいという理由から、実はアメリカでは2017年現在登録件数23位と、なかなかの人気者なのです。攻撃性のある動物でなければ、他のペットと一緒に飼うのは問題ありません。ハバニーズの被毛について
ハバニーズの被毛は柔らかく長く密集して生えているのが特徴です。ハバニーズの被毛タイプ
ウェーブがかかったシルクのような長い毛を持つハバニーズが一般的ですが、毛が縄のように絡み合ったコーディッドコート(corded coat)と呼ばれるハバニーズもいます。ハバニーズの毛色の種類
ブラック、クリーム、フォーンなど、ハバニーズにはさまざまな毛色があります。
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ハバニーズの育て方
ハバニーズはとても賢くしつけやすいと言われていますが、しつけをする上で注意することがあります。ハバニーズのしつけ方
賢く飼い主の気持ちに敏感に反応するハバニーズには「できなかったら叱る」ではなく、「できたら大げさに褒める」というポジティブなしつけ方でしつけてあげてください。また、ハバニーズの社交性を引き出してあげるため、子犬のころから他の犬と遊ばせてあげることも大事です。ハバニーズのお手入れケア
ハバニーズの長い毛を美しく保つには、ブラッシングが欠かせません。コームや柔らかいブラシなどを使って、週に2、3回はブラッシングをしてあげるようにしましょう。定期的にお風呂で体を洗ってあげることも大切です。
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涙やけを防ぐために、目の周りを乾いた柔らかいタオルで優しく拭いてあげるケアも必要です。濡らしたガーゼやペーパータオルなどで耳を掃除するのも忘れないようにしましょう。
動くもふもふ? 賢く可愛いハバニーズ動画
まさに「もふもふ」という言葉がぴったりなハバニーズたち。動く姿をご紹介します!仲良しハバニーズ兄弟、元気一杯に走る!
当時10カ月のハバニーズ兄弟がやんちゃに遊ぶ様子です。10カ月で「待て」がこんなに長い時間できるのも素晴らしいですね。芸達者ハバニーズのマイロ(Milo)くん
可愛いだけじゃなく、教えればなんだってできちゃうんです。賢いハバニーズが芸を頑張る姿、健気でたまりません。ちょっと失敗する姿も愛おしい!ハバニーズの迎え方
賢くキュートなハバニーズを家族に迎えるには、ペットショップで探す、ブリーダーからお迎えする、シェルターなどから保護するという方法があります。ペットショップから迎える
ペットショップによって取り扱いがあるか分かれる犬種ですので、実際に足を運ぶ前にお問い合わせをしてみるのをおすすめします。生まれた子犬すべてにマイクロチップを装着しているところや、おもちゃなどをサービスしてくれることもありますので、事前に調べておくとよいかもしれません。ブリーダーから迎える
犬種別に全国のブリーダー情報を集めるウェブサイトなどがあるので、そこでハバニーズ専門のブリーダーを探してみるのが一番の近道かもしれません。保護犬を家族に迎える
ハバニーズを家族に迎える際には、保護犬情報を掲載しているウェブサイト「OMUSUBI(お結び)」もチェックしてみてくださいね。血統書のある保護犬も意外とたくさんいるんです。ハバニーズとの暮らしで、家庭がもっと楽しく明るくなるかも♪
愛情たっぷり、コミカルな動きで人気のハバニーズ。彼らとの暮らしは、きっと笑顔たっぷりの素敵な毎日になること間違いありません。OMUSUBIなら子犬からシニア犬まで探せます!

保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI(お結び)」では、審査を通過した信頼できる複数の保護団体が保護犬の里親さんを募集しています。生後数カ月からシニア犬まで、幅広い犬種が里親を待っています。興味のある人はぜひ利用してみてくださいね。