【トレーナー執筆】コーギーってどんな性格?ケア・しつけ方・かかりやすい病気など紹介

コーギーは、胴長の体に短い足が特徴の犬種です。元気いっぱいにおしりを振って歩く姿がとてもかわいらしいですね。コーギーといえば尻尾がない犬種としても有名ですが、本来は尻尾のある犬種だと知っていますか? 今回は、コーギーが断尾する理由や性格、かかりやすい病気などを解説します。

コーギーの基礎知識

コーギーには、「ウェルシュ・コーギー・ペンブローク」と「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」の2種類がいます。

起源はそれぞれ違う種類の犬ですが、19世紀に盛んに交配されていたことから非常によく似た見た目をしています。

基本的にカーディガンには尻尾がありペンブロークは断尾されているため尻尾がないという特徴があります。

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク

英語表記 Pembroke Welsh Corgi
原産国 イギリス
サイズ 中型犬
体高 約25~30センチメートル
体重 約10~15キログラム
寿命 約12~14年

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの歴史

原産地はイギリスで、牧畜犬として活躍してきました。コーギーは「ヒーラー」や「ヒールドッグ」と呼ばれ、主に牛のかかとを咬んで追うという仕事をしてきました。

ペンブロークの歴史は1107年までさかのぼることができます。ペンブロークの直系の祖先犬は、フランドル(フランス・ベルギーの大西洋に面した地方)の織工がウェールズに移住した際もたらされたとも、ヴァイキングが活躍していたころ、スウェーデンの犬がこの地に居残ったものともいわれています。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの性格や特徴

友好的で頭がよく、物覚えが良い犬種です。しかし、落ち着きがなく興奮しやすい犬種でもありますので、子犬の頃からのしつけが必要です。足が短く胴が長い犬種で、尻尾がないことで有名です。

ウェルシュ・コーギー・カーディガン

コーギー
Photo by hikomaru_corgiさん Thanks!

英語表記 Cardigan Welsh Corgi
原産国 イギリス
サイズ 中型犬
体高 約30センチメートル
体重 約11~17キログラム
寿命 約12~15年

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの歴史

原産地はイギリスとされていて、カーディガンの歴史はペンブロークに比べずっと古く、紀元前1200年頃までさかのぼります。当時、中央ヨーロッパからウェールズ地方にやって来たケルト民族が連れて来た犬だと言われており、カーディガンシャーという街で現在の形に改良されました。

カーディガンはもともとダックスフンド系から発展して現在の形になったと考えられていますが、はっきりした起源はわかっていません。その後は、カーディガンシャー(ウェールズの旧県名)に住む人々がひっそりと飼っていたことから、その存在は長い間知られていませんでした。

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの性格や特徴

性格は明るく陽気で、何かに興味を持つと熱中してしまいます。足が短く胴が長いのはペンブロークと同じですが、狐のような尻尾があるのが特徴です。

コーギーの毛色

コーギーの毛色は、ペンブロークとカーディガンで異なります。

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの毛色

ペンブロークの毛色は「レッド」「セーブル」「フォーン」「ブラック・アンド・タン」の4種類の単色です。

レッド

最も人気の毛色で、コーギーといえばレッドをイメージする方が多いと思います。

レッドのコーギー

セーブル

セーブルとは、レッドの毛色をベースに、黒い毛が混ざった毛色のことをいいます。

コーギーのセーブル

ブラック・アンド・タン(ブラックタン)

ベースは黒で、目の上や喉などにタン(黄褐色)の小さな斑点が入った毛色です。

ブラックタンのコーギー

ウェルシュ・コーギー・カーディガンの毛色

ブラック&ホワイトおよびブリンドル&ホワイトが一番多いのですが、ブルーマールなど、白が優勢でない色の組み合わせでバラエティーに富んでいます。

ブラック&ホワイト

ウェルシュ・コーギー・カーディガン
Photo by kina_standardさん Thanks!

ブルーマール

ブルーマールは、黒とブルー、グレーが混ざった毛色です。

コーギーの長毛種

コーギー

コーギーの毛は中くらいの長さとされていますが、極まれに「フラッフィー」と呼ばれる長毛も生まれます。しかし、コーギーの長毛は劣勢遺伝子が含まれるのであまり好まれない傾向にあるそうです。

コーギーはなんで断尾しているの?

コーギー
Photo by hikomaru_corgiさん Thanks!

尻尾がないことで有名なコーギー(ペンブローク)ですが、本来尻尾はあるのです。昔コーギーは牧畜犬として牛を追う仕事をしていたため、足は短く、尻尾は牛に踏まれないように子犬のうちに切っていました。そのため断尾の慣習が色濃く残り、現在でも「コーギーの尻尾は短い(生えていない)」と勘違いされています。

牧畜犬として飼われていない犬は本来牛に踏まれる可能性がないので、断尾をしていないコーギーも増えてきました。しかし、血統書登録団体によって断尾した姿が一般的とされています。


コーギーの育て方

コーギー

コーギーは胴長短足で体高が低いため小柄に見えがちですが、実際は中型犬に分類されることが多く、咬む力は大型犬といわれています。

体力もあり、たくさんの運動量を必要とする犬種でもあります。迎える際には犬種の特徴をしっかりと理解してから飼うようにしましょう。

コーギーのしつけ方

コーギーは賢い犬種ではありますが、子犬の頃から根気強くしつけていく必要があります。トイプードルなどに比べ吠えも大きく、噛み癖もつきやすい犬種なので、子犬のときの甘噛みから止めさせ、咬んでも大丈夫なおもちゃを用意してあげましょう。

過去には、散歩に行った際に他人の足を噛んでしまった事故もありますので、自分には噛まないからといってしつけを怠らないようにしましょう。また、コーギーは動くものを追いかける性質があるので、呼んだら戻ってくるようにする「呼び戻し」も大切です。

コーギーのしつけ方について、ドッグトレーナーの西岡先生に解説していただきましたので、関連記事もぜひ参考にしてみてください。


コーギーのケア・お手入れ

コーギーの横顔

コーギーは太くて固い毛「オーバーコート」と、細くて柔らかい「アンダーコート」からなるダブルコートの毛質です。そのため日々のブラッシングが必要です。

実際にシロップのオフィスでは、代表の大久保の愛犬でコーギーのコルクと過ごしていますが、毛が抜けやすいため、毎日の掃除は欠かせません。また服に毛が大量についてしまうため、コロコロは必須アイテムです。


コーギーがかかりやすい病気

コーギー
Photo by reggie_and_hamishさん Thanks!

筋骨格系の疾患

筋骨格系の病気は「椎間板ヘルニア」や「膝蓋骨脱臼」に気を付ける必要があります。歩くとフラつく・引きずる、歩きたがらないなどの症状がみられます。足や腰に負担にならないよう、フローリングや階段には気を付けてあげると良いでしょう。将来関節の疾患で車椅子になってしまわないためには、早い時期からサプリなどでケアすることも大切です。また、階段はあまり登らせないなど、腰に負担にをかけないように気をつけましょう。

消化器疾患

消化器系の疾患では「胃腸炎」や「異物誤飲」に注意が必要です。うんちの回数や色や形(下痢など)、吐いたりしていないか、こまめにチェックするようにしましょう。誤飲をしている場合、手術が必要となることもあるので、食べてしまいそうな物は近くに置かないように気を付けましょう。


泌尿器の病気

尿石症」には特に注意が必要です。尿中のミネラル成分が結晶化し、腎臓や膀胱、尿道などで結石ができてしまう病気です。食事の種類や飲水量の減少、細菌の尿路感染、遺伝的体質が原因とされていて、血尿や頻繁にトイレに行く、排尿時に体を丸めるなどの症状がある場合は、動物病院で診てもらうようにしましょう。

コーギーの飼い主の声

シロップ代表 大久保泰介(飼育歴:4年)

コーギーのコルク

コーギーのコルク


  • コーギープロフィール
    • 名前:コルク
    • 年齢:4歳
    • 性別:オス

飼い主の声

コルクも4歳になりました。一般的なコーギーよりはシュッとしていてプリケツではないですが、胴長短足で全力疾走する姿は見ていても飽きず、とてもかわいいです。猪突猛進タイプなので、トイプードルなど小さな犬種よりも中型・大型犬種の方が遊ぶのが楽しいようです。しかし元々牧羊犬なので、吠え癖、噛み癖は幼い頃にしつけないとトラブルの元になります。


コーギーの迎え方

コーギー

好きな毛色や、血統など気にするのであれば信頼できるブリーダーから迎えるという方法もあります。実際に見学に行き、どんな環境で飼育されているのかを確認することも必要ですが、飼う上でのアドバイスも直接聞くことができます。

価格/値段

一般的な価格の相場は10~30万円ほどですが、毛色や年齢、顔つきなどによっても値段は変わってきます。

保護犬から迎える

保護され新しく里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。ペトことの姉妹サイトである保護犬・保護猫マッチングサイト「OMUSUBI」(お結び)も、ぜひ覗いてみてください。

保護犬猫マッチングサイトのOMUSUBI

OMUSUBIで保護犬猫を探す

ブリーダーから迎える

好きな毛色や、血統など気にするのであれば信頼できるブリーダーから迎えるという方法もあります。実際に見学に行き、どんな環境で飼育されているのかを確認することも必要ですが、飼う上でのアドバイスも直接聞くことができます。

ペットショップから迎える

ペットショップでは生後2~3カ月ごろの販売が多く、4カ月を過ぎてくると値段がだんだんと下がってくることがほとんどです。

まとめ

コーギー
Photo by reggie_and_hamishさん Thanks!

コーギーは牧畜犬として活躍していたため、活発でとても体力があり、頭がよく何事にも意欲的な犬種です。

そのため現在ではアジリティーやディスク(フリスビー)などの大会に出ているコーギーも多いです。

コーギーを迎えるときは、しっかりとコーギーの性格や性質を理解しておきましょう。 そして、コーギーの運動神経を活かして一緒に楽しめるドッグスポーツにチャレンジしてみるのも良いですね!



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