【トレーナー執筆】パグってどんな性格?毛色・寿命・ケア・しつけ方などを紹介

【トレーナー執筆】パグってどんな性格?毛色・寿命・ケア・しつけ方などを紹介

パグは、鼻が短い顔、大きな瞳にずんぐりとした体形がかわいらしい犬種です。人気犬種ランキングでも上位のパグの性格や体重、黒などの毛色の特徴、病気や寿命、しつけやお手入れの必要性、室内での飼い方、里親やブリーダーからの迎え方などについてドッグトレーナーの長根が紹介します。

パグの歴史

パグの原産は中国ですが、長い間オランダ原産と考えられていました。オランダの東インド会社の商人と共に、ヨーロッパに入ってきたことがその理由とされています。しかし、もともと短頭犬を好んでいた中国が原産と考えられ、現在では、紀元前400年頃には仏教寺院で飼われていたという記録もあるそうです。

ちなみにパグの名前の由来は、その頭の形からきているといわれ、ラテン語で「握りこぶし」という意味の「パグナス」だとされています。


パグの性格や特徴

パグの性格は大胆で愛嬌があり、活発です。パグは引き締まった体に柔らかい毛質、しわのある顔に短い鼻が特徴的です。垂れた耳は「ボタンイヤー」と呼ばれ、下部は直立し上部が頭蓋の前方に折れて垂れる耳をしています。

パグとフレンチブルドッグの違いは?

鼻が短い顔と体の大きさのわりに重みのある詰まった体、という点でとても似ていますが、実は原産から違います。フレンチブルドッグは、名前の通りフランスが原産ですが、パグは中国が原産です。また、フレブルの特徴でもあるピンと立った大きな耳はパグにはなく、パグの耳は垂れています。

フレンチブルドッグ


パグとボストンテリアの違いは?

パグはパッと見、体格や雰囲気がボストンテリアに似ています。よく見てみるとその違いが見えてきます。ボストンテリアは立ち耳ですが、パグは垂れ耳です。また、パグは顔にしわが多く大きな目をしていますが、ボストンテリアはしわが鼻の頭にある程度で、目もパグより大きくはありません。歴史的にもパグは中国原産なのに対して、ボストンテリアはアメリカが原産国です。

ボストンテリア


パグの大きさや寿命

体重は約6~8キログラムほどで、体高は25~28センチメートルほどです。寿命は12~15年といわれています。

毛色

毛色はフォーンやブラックが主流で、他にシルバー、アプリコットなどがあります。主な毛色を紹介します。

フォーン

フォーンとは、金色がかった色で、わずかに黒の差し毛の混ざった毛色のことを言います。

フォーンのパグ

ブラック(黒)

全身が黒色の毛色で、通称「黒パグ」と呼ばれています。

黒いパグ

アプリコット

アプリコットはフォーンの毛色に赤みが入った毛色のことを言います。日本ではなかなか見かけない毛色です。

パグ

パグの育て方

鼻の短い犬種は他の犬種と比べ呼吸がしにくく暑さに弱いです。そのため短頭犬種は飛行機に搭乗させると熱中症による死亡のリスクが高いため禁止しされていることが多いので注意しましょう。


パグには服を着せた方が良い?

パグに洋服を着せてあげることは、オシャレ以外にもメリットがあります。パグは短頭種のため呼吸がしにくい犬種です。そのため暑さに弱く、短毛種のため寒さにも弱い犬種です。季節にあった服を着せてあげることで、体温調節を助けてあげることもできます。

また、毛の抜けやすいパグに洋服を着せることで、お出かけ先でも抜け毛を心配しなくていいというメリットもあります。しかし、いざ「パグの愛犬に服を」と思って買ってみても丁度いいサイズがないということもあります。パグ専門の服やハーネスを取り扱っている専門店が増えてきていますので、好みの洋服を探してみるのも楽しいかもしれませんね!

パグのしつけ方

体は小さいですがとても力のある犬種のため、散歩時の引っ張りなどは子犬のころからのしつけていく必要があります。また呼び戻しや、人に対しての飛びつきをさせないようにしつけていくことが大切です。

パグのしつけ方について、ドッグトレーナーの西岡先生に解説していただきましたので、関連記事もぜひ参考にしてみてください。


パグのお手入れケア

パグは短毛ですが、とてもの抜けやすい犬です。そのため、こまめなブラッシングをしてあげるといいでしょう。また、顔のしわや垂れた耳も汚れがたまりやすく炎症を起こしやすいので、濡れたタオルなどで拭いてあげるといいでしょう。


パグがかかりやすい病気

パグは目が大きく出ているため、目を傷つけやすく「角膜潰瘍」(かくまくかいよう)になりやすく、悪化してしまうと失明してしまうこともあります。また、短頭種ならではの病気である「鼻腔狭窄」(びくうきょうさく)や喉の奥にある軟口蓋が、気道を塞いでしまう「軟口蓋過長」、アレルギーや皮膚のかゆみといった皮膚炎にかかりやすいです。原因不明の「パグ脳炎」という病気は脳の炎症が進み、委縮し、最終的には死んでしまう病気です。



パグの迎え方

子犬の価格/値段

一般的な価格の相場は10~30万円ほどですが、どこから迎えるかによっても値段は変わってきます。

保護犬から迎える

保護され新しく里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。ペトことの姉妹サイトである保護犬・保護猫マッチングサイト「OMUSUBI」(お結び)も、ぜひ覗いてみてください。

保護犬猫マッチングサイトのOMUSUBI

OMUSUBIで保護犬猫を探す

ブリーダーから迎える

パグやフレンチブルドッグなどの短頭種、チワワなどの超小型犬は産道よりも頭の大きいため難産になることが多いそうです。そのため、自然分娩とはいかず帝王切開をしていることが多いです。ブリーダーによって異なりますので、どのように繁殖させているのかというのも大切な要素です。

ペットショップから迎える

ペットショップでは生後2~3カ月ごろの販売が多く、4カ月を過ぎてくると値段がだんだんと下がってくることがほとんどです。

パグは短頭犬種好きにはたまらない!

クシャっとつぶれた顔、大きなつぶらな瞳で愛嬌たっぷりのパグに惹かれる人も多いと思います。しかし、短頭種ならではの病気や他の犬種に比べて呼吸がしにくいということもありますので、しっかり理解してあげましょう!
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