
犬はナスを食べても大丈夫!食物アレルギーなどに注意
ナスは犬が食べても大丈夫な野菜ですが、積極的に与える必要はありません。ナスに含まれている「ナスニン」という成分は抗酸化作用があり、老化防止が期待できます。今回は犬にナスを与える際の注意点を紹介します。
犬はナスを食べても大丈夫

ナスはカリウムや食物繊維を多く含み、犬が食べても大丈夫な野菜です。ナスの皮には強い抗酸化作用を持つポリフェノール「ナスニン」が含まれます。
カリウムは余分な塩分(ナトリウム)を水分とともに排出する利尿作用があり、この際に熱が奪われ体を冷やします。夏の熱中症予防や炎症を落ち着かせるのにいいとされています。食物繊維には胃腸環境を整える効果があるため、便秘の子にオススメです。
ナスの適切な与え方

ナスを生で与えると消化に悪く、胃腸の負担になる可能性があるため、与える場合は湯がいてから少量を与えることをおすすめします。
総合栄養食へのトッピングやおやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」(無料)で簡単に計算することができます。
無料フード診断を受ける

犬にナスを与える際の注意点

下痢・嘔吐の可能性
ナスを含むナス科の野菜には「アルカロイド」という成分が含まれています。この成分が下痢や嘔吐を引き起こす可能性があります。葉や茎は与えない
「アルカロイド」は実よりも葉や茎に多く含まれているといわれています。アルカロイドをどのくらい摂取すると影響があるかは、今のところ明確ではありませんが、葉や茎を与えることは避けましょう。食物アレルギーに注意
アレルギーを持っている子もいるので最初は少量を食べさせることからスタートさせてあげましょう。アレルギー症状の中には下痢なども含まれていますが、必ずしもアレルギーが原因ではない場合もあります。
- 下痢
- 嘔吐
- 皮膚の痒み
- 元気がなくなる
- 目の充血
ナスに限らず、犬にとって初めての食べ物を与える際は、摂取後しばらく様子を見られる時にしましょう。
もし、ナスを食べて体調を崩した場合は、早めに動物病院に連絡をしてください。その際に、「いつ・どの程度」食べたかをきちんと説明するようにしましょう。
まとめ

与える場合は必ず湯がきましょう
葉や茎を与えるのはNG
下痢・嘔吐の原因になる恐れがあります
アレルギーに気をつけましょう
犬がナスを食べることで得られる栄養的なメリットは特別ないので、わざわざ与える必要のない食材です。飼い主さんが正しい知識を身に付けて、愛犬にとって健康なごはんを食べさせてあげてください。

ご満足いただけなかった場合は初回配送分に限り、全額返金いたします。ぜひ一度お試しください。
>> 詳しくはこちら <<