犬が食べていいものまとめ 野菜・果物・穀物など主な栄養素や期待される効果

犬が食べていいものまとめ 野菜・果物・穀物など主な栄養素や期待される効果

犬は人との暮らしの中で雑食動物に変化していきました。そのため、人と同じく肉以外にも野菜や果物、穀物などをバランス良く食べることが大切です。総合栄養食としてのドッグフードを食べさせてあげることが基本ですが、手作りごはんを与えたい飼い主さんのために、魚介類や乳製品も含めて犬が食べてもいいものを紹介します。

犬の食性について理解する

フード

犬は人が初めて家畜化した動物で、3万2000年〜1万8000年前頃には人と暮らすようになったと考えられています。もともと肉食動物でしたが、人と暮らす中で「肉食寄りの雑食動物」へと進化していきました。

肉以外も食べるようになったことは、食料が確保しやすくなっただけでなく、消化吸収の効率化にもつながりました。炭水化物からもエネルギーを作れるようになったことで、タンパク質を分解するために使われていた肝臓や腎臓の負担が軽減されたのです。

犬(イエイヌ) 猫(イエネコ)
家畜化時期 3万2000〜1万8000年前 5000〜7000年前
品種 500種を超える 50種弱
食性 雑食(肉食に近い) 肉食
捕食系統 群捕食者 単独捕食者
採食パターン 間欠採食・腐敗肉食 少量頻回採食・新鮮肉食


犬が必要な栄養素

食生活の歴史を見ても、犬にとって肉は栄養の一番の補給源でした。炭水化物、脂肪、タンパク質、ミネラル、ビタミンを5大栄養素と呼び、中でも炭水化物、脂肪、タンパク質は3大栄養素と呼ばれ、生きるために体外から取り入れる必要があります。

肉は脂肪とタンパク質を補給できる重要な食べ物です。この3大栄養素の他にも利尿作用を促すミネラルの一種であるカリウムや、皮膚や毛艶をよくするビタミンなど、犬の健康にとって良い成分は多くあります。

基本的には総合栄養食のドッグフードを与えていれば健康的に成長することが可能ですが、疾患や便秘など体調の変化によっては野菜など他の食物から必要な栄養を摂取する必要があります。

では、犬が食べても良いものを紹介します。人が食べて大丈夫でも犬が食べてはいけないものも多くありますので、きちんと理解した上で与えるようにしましょう。


犬が食べて良いもの

フード

今回は主な成分や期待される効果をお伝えしますが、どんなに体に良い食べ物も食べ過ぎは良くありません。総合栄養食へのトッピングやおやつとして与える場合は、1日の最適カロリー量の10%以内にしてください。

1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

フード診断を受けてみる

疾患を持つ犬によっては与えない方が良い食材もありますので、かかりつけの獣医師に相談されることを前提にお伝えします。各記事をよく読んだ上で与えるようにしてください。


野菜

犬は肉食に近い雑食動物のため人が食べるほど野菜を摂る必要はありませんが、栄養の補完に利用することはできます。

実際、総合栄養食のドッグフードにもさまざまな野菜が含まれています。野菜にはビタミンや食物繊維が多く含まれることが多く、皮膚の健康維持や便秘解消などの効果が期待できます。


野菜
主な成分
期待される効果
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いんげんいんげん
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果物

犬に果物を積極的に与える必要はありませんが、栄養の補完に利用することはできます。果物にはビタミンや食物繊維が多く含まれることが多く、皮膚の健康維持や便秘解消などの効果が期待できます。


果物
主な成分
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穀物

穀物は大切なエネルギー源です。犬は肉だけでなく穀物からエネルギーを得ることで効率的な消化吸収が行えるようになりました。

最近は「グレインフリードッグフード」を見かけることが多くなりましたが、グレインフリーが犬の体に良いという科学的根拠はありません。逆に心臓病のリスクが指摘されています。気になる方は、以下の関連記事をご覧ください。


穀物
主な成分
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魚介類

魚介類は鮭など豊富なタンパク質となる食材もありますが、生で食べるなど注意すべき点もあります。


魚介類 主な成分 期待される効果
DHA、EPAなど 網膜や神経組織の発達など
マグロ DHA、EPAなど 網膜や神経組織の発達など
ナイアシンなど 皮膚や粘膜の炎症防止など
カツオ DHA、EPAなど 網膜や神経組織の発達など
サンマ DHA、EPAなど 網膜や神経組織の発達など
カニ タンパク質、アスタキサンチンなど 目や皮膚、細胞の健康を維持持など
タコ カリウム、ビタミンEなど 利尿作用、抗酸化作用など
エビ ビタミンE、タウリンなど 貧血、視力の維持など
牡蠣 亜鉛、ビタミンB12など 皮膚や被毛の健康など
ホタテ ビタミンE、タウリンなど 貧血、視力の維持など
イカ DHA、EPAなど 網膜や神経組織の発達など
ウナギ ビタミンAなど 抗酸化作用など
DHA、EPA、ナイアシンなど 網膜や神経組織の発達など

乳製品

牛乳などの乳製品は乳糖が多く、乳糖不耐症で下痢になってしまう可能性が高いですが、ヨーグルトやチーズ、ヤギミルクなどは乳糖が少ないため、健康的な飲料です。ただし、アレルギーなどを持つワンちゃんもいますので、それぞれ与える際は必ず様子を見守れるようにしてください。


乳製品 主な成分 期待される効果
チーズ βカロテン、ビタミン類など 抗酸化作用など
ヨーグルト 乳酸菌など 腸内環境を改善など
ヤギミルク カルシウム、ビタミン類、タウリンなど 心機能の健康を維持など

その他

きのこ類や海藻類など、犬にとって健康な食材もあります。一方で調理方法など気を付けるべき点もありますので、注意して与えるようにしましょう。

その他 主な成分 期待される効果
ひじき 鉄分、カルシウムなど 歯や骨の形成など
はちみつ ビタミン、ミネラルなど エネルギー補給など
わかめ 食物繊維、カリウムなど 便秘改善、利尿作用など
寒天 食物繊維、カリウムなど 便秘改善、利尿作用など
ごま ゴマリグナン、セサミンなど 老化抑制効果など
海苔 ゴマリグナン、セサミンなど 老化抑制効果など
ごま タウリンなど 抗酸化作用など
タンパク質など 筋肉の成長など

まとめ

海で泳ぐ犬
どんなに体に良い食べ物も食べ過ぎれば毒になる
おやつやトッピング程度にあげましょう
疾患を持つ犬によっては与えない方が良いものもある
犬によってはアレルギーを発症する可能性もある
愛犬の健康は食生活が大きく影響します。そのため、飼い主さんが理解と知識を持って、正しい健康管理を提供してあげるようにしましょう。愛犬の健康は飼い主さんがつくります。

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