サルーキの飼い方|犬種の性格や毛色、ボルゾイとの違いなど

サルーキは、長い足とすらっとしたボディーラインが特徴で、とても足の速い犬種です。足の速さを生かしてガゼル猟で活躍することから「ガゼル・ハウンド」とも呼ばれています。ロングコートのサルーキには耳としっぽに飾り毛があり、優雅な印象を与えます。サルーキの歴史や飼い方、見た目が似ているボルゾイとの違いなど紹介します。

基礎知識

サルーキは英語で「Saluki」と表記します。名前の由来は諸説あり、アラビア語で「アラー(神)の授かりもの」という説や、古代アラブの首都「サルク」からついたという説などがあります。サルーキは「ハウンド」と呼ばれる猟犬のグループの1匹です。中でも視覚を使って遠くにいる獲物を追跡する「サイトハウンド」のグループに属していています。ハウンドには「サイトハウンド」の他に、嗅覚を使って追跡する「セントハウンド」があります。

歴史

サルーキは最も古い犬種とされ、エジプトの墓やシュメールの遺跡からもサルーキに関する出土品が出てきたといわれるほど古い歴史のある犬種です。サルーキは名誉の象徴とされ、中東の伝統のため売買されることなく大切にされてきました。また、犬が不浄とされるイスラムでも、サルーキだけは特別に神に許され、信者と一緒に暮らすことができたそうです。素早い足の速さを生かして、ガゼルやキツネの猟犬として活躍していました。アラブの遊牧民の狩りの手法は、まず鷹に獲物を襲撃させスピードの落ちたところをサルーキが捕らえて、罠に落とすというやり方をとっていたといわれています。狩りに行く際は、砂漠の焼けるような熱から足を守るために、当時はラクダに乗せ、車が普及されてからは車に乗せて運ばれることが多くなってきました。

サルーキは中東の広域に生息していたため、大きさや毛質などさまざまなタイプがいます。現在のスタンダードのタイプになるのに何千年にも渡って交配されました。1923年にヨーロッパの正式なスタンダードとされ、1929年にはアメリカの血統書団体アメリカンケンネルクラブに認められました。

大きさや寿命

体重は16~29キログラムほどで、体高は58~71センチメートルほどです。寿命は10~17年前後といわれています。

性格や特徴

威厳があり自立心を持っている犬種で、性格は穏やかで飼い主に対しては忠実です。速く走るための細身でシャープな体型をしていますが、持久力と力強さを兼ね備えています。耳としっぽには飾り毛(フェザリングやフリンジと呼ばれる)があり優雅な印象を与えます。

毛質

一般的に知られているのはロングコートのサルーキですが、実はスムースコートのサルーキもいます。どちらもシングルコートの毛並みです。

毛色

主な毛色は、レッド、クリーム、ブラック&タン、トライカラー、グリズルです。

レッド

クリーム

ブラック&タン

トライカラー

グリズル

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ボルゾイとの違いは?

すらっとした足にシャープな体をしている姿はボルゾイに似ています。2匹ともサイトハンドとして活躍していたということも同じです。しかし、サルーキが中東原産なのに対しボルゾイはロシア原産です。寒い地域のボルゾイはダブルコートをしていますが、暑い地域のサルーキはシングルコートという違いがあります。

サルーキの飼い方

大型犬のサルーキを飼うことは簡単なことではなく、初心者向きではありません。大きな体に伴い力もあります。細い首輪では首に負担をかけてしまいますので、クッション付きのものや、太めの首輪がいいでしょう。場合によっては、首輪の他にハーネスを付けてあげると力が分散されるので負担が減ります。

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しつけのやり方

賢いですが、自立心を持った犬種なので理不尽な指示には従わないこともあります。犬種としての性格だけでなく、愛犬の性格をきちんと理解して教えてあげるようにしましょう。猟犬として活躍していた犬種ですので、咬み癖や動く物を追いかけるという本能があります。子犬の甘噛みの時期から咬んでいいものと悪いものを教えましょう。また、「オイデ」「マテ」はとても大切なしつけです。うっかりリードを離した隙に走り出してしまったら、足の速いサルーキに追いつくことはできません。そんなとき、「呼び戻し」や「止まれ」といった指示がわかれば最悪の事態を防ぐことができます。

手入れ

サルーキの特徴でもある耳の毛が伸びてきます。食事のときに汚れやすくなってしまうので、カットする人も少なくないようです。伸ばしたい場合はスヌード(耳カバー)などを利用するといいでしょう。

サルーキがかかりやすい病気

サルーキは大型犬に多い「胃捻転」や、「アレルギー性皮膚炎」「外耳炎」などに気をつけましょう。

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サルーキを飼うということ

一度家族に迎えたら、子犬から老犬になっても大切に、命に責任を持ちましょう。白髪だって生えるし、病気もするかもしれません。お金がかかるのは家族に迎える時だけではないということをもう一度よく考えましょう。

価格/値段

一般的な価格の相場は15~35万円ほどですがどこから迎えるか、血統や毛色によっても値段が変わってきます。

保護犬の里親になる

保護され新しく里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。しかしその多くは成犬であり、子犬が欲しい場合は見つけるのが難しいです。保護犬を引き取る場合、保健所からと保護犬を譲渡している団体から引き取る場合があります。

ブリーダーやペットショップからの購入を考える前に一度覗いてみてはいかがでしょうか。保護犬の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)も、ぜひ覗いてみてください。

ブリーダーから迎える

ブリーダーから迎える場合は、実際に行ってみてどんな環境で飼育されているのか、親犬に会わせてもらえるかというところが大切なポイントです。血統だけでなく性別や毛色、ある程度の子犬の性格などもわかるので好みの子犬を選ぶことができます。

ペットショップから迎える

基本的に大型犬のサルーキをペットショップで見かけることはありません。地域やショップによってはサルーキもいるかもしれませんので、事前に確認することをオススメします。

サルーキとドッグスポーツ

ドッグスポーツには主に「ディスク」「アジリティー」「フライボール」「ドッグダンス」などがありますが、サルーキは走るのが速く、目で見て獲物を追うという性質があります。そういった性質を持つサイトハウンドにぴったりなドッグスポーツは「ルアーコーシング」です。疑似餌に見立てたモーターを走らせ、それを追い競うといったスポーツです。愛犬と一緒に楽しむスポーツはたくさんありますので、ぴったりなドッグスポーツが見つかるといいですね!

<飼い主さんの声を募集中>
「サルーキってこんな犬種って言われてるけどうちの子は違う!」「こんなところに困った!」「ここがサルーキの魅力です!」など、サルーキを飼っていた、飼っている飼い主さんの声を募集しています! ツイッターやインスタグラムで「#ペトことサルーキ部 」でシェアいただくか、ペトことの問い合わせ窓口からご連絡ください! 皆さまの声を掲載し発信していく予定です!

<OMUSUBIなら子犬からシニア犬まで探せます!>

保護犬・保護猫の里親募集サイト「OMUSUBI」(お結び)では、審査を通過した信頼できる複数の保護団体が保護犬の里親さんを募集しています。生後数カ月からシニア犬まで、幅広い犬種が里親を待っています。興味のある人はぜひ利用してみてくださいね。

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