
エアデールテリアの飼い方!性格や寿命、しつけなどを紹介
エアデールテリアは、テリア種の中でも最も大きいことから「キング・オブ・テリア」とも呼ばれています。特徴的なワイヤーヘアーは抜け毛が少なく、人気があります。今回はエアデールテリアの性格や寿命といった基礎知識から、しつけやケア方法といった飼い方も紹介します。
エアデールテリアの基礎知識
英語表記 | AIREDALE TERRIER |
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原産国 | イギリス |
サイズ | 大型犬 |
体高 | 56〜61cm |
体重 | 22〜23kg |
寿命 | 11~14歳 |
エアデールテリアの名前の由来は、イギリスのヨークシャー地方のエア川の渓谷でカワウソ猟をしていたことから付けられました。
テリアはラテン語で「土」や「地面」を意味する「terra」に由来します。土を掘る能力に優れ、巣穴にいるネズミやキツネ、アナグマなどの狩猟犬として使役されていました。
エアデールテリアの歴史
エアデールテリアはイギリス原産の犬種です。テリアの中でも最も大きいことから「キング・オブ・テリア」とも呼ばれています。17世紀頃、ヨークシャー地方でカワウソ猟に、オッターハウンドが使用されていました。しかし、オッターハウンドを飼えない人たちが、大きめのテリア系の犬をキツネ狩りなどに利用していたことで、後にオッターハウンドと交配されました。
また、アイリッシュテリアの血も混ざったことで、大きなテリアになったといわれています。
「エアデールテリア」と命名されたのは1884年で、それまではウォーターサイドテリアや、ビングリーテリアと呼ばれていたそうです。
1884年のショーで人気となり、日本では昭和5年頃より軍用犬として飼育され、一般市民に普及しました。
エアデールテリアの大きさや寿命
体重は22~23kgほどで、体高は56~61cmほどです。寿命は11~14年前後といわれています。エアデールテリアの性格や特徴
エアデールテリアの性格
エアデールテリアは、利口で友好的な性格をしています。攻撃的ではありませんが、勇敢で怖いもの知らずです。
エアデールテリアの特徴
テリアの中で最も大きく、筋肉質な体をしています。被毛は硬いワイヤーヘアーをしています。エアデールテリアの育て方
大型犬で体力があるため、朝と夕方にそれぞれ60分程度の散歩をしてあげましょう。
エアデールテリアのしつけ方
気が強く、強情な性格のためしつけは思うようにいかないことも多いです。子犬の頃から、はっきりと「いいこと」と「悪いこと」を教えてあげることが大切です。
かわいくてつい甘やかしてしまいがちですが、気分でおやつをあげたり、要求吠えに応えたりすると「こうしたら自分の要求が通る」と学習してしまいます。
家族内でもあらかじめ、しつけや家庭でのルールを決めておきましょう。
エアデールテリアのお手入れケア
ウェルシュテリアは針金のような被毛をしています。その被毛を保つためには「プラッキング」と呼ばれるトリミングが必要です。トリミングの仕方では毛質が変わることがあるため、トリマーさんとよく相談してからお願いしましょう。
エアデールテリアがかかりやすい病気
ウェルシュテリアは「皮膚炎」や「外耳炎」になりやすい犬種です。普段から「かゆがっていないか」「発疹はないか」など気にしてあげましょう。また、関節の病気である「膝蓋骨脱臼」や、目の病気である「白内障」、瞼が内側にめくれ角膜に刺激を与え炎症が起きる「眼瞼内反症」(逆さまつ毛)にも注意が必要です。
エアデールテリアに似た犬種
エアデールテリアと非常によく似ているウェルシュテリアという犬種がいます。姿も毛色もほとんど変わらないため、違いは分かりづらいですが、一番の見分け方は大きさです。
ウェルシュテリアは体高36~39cmしかありません。対して、エアデールテリアはテリアの中で最も大きいといわれているほど大きく、体高が56~61cmもあります。
目に見える違いは大きさだけですが、実はルーツも異なります。
ウェルシュテリアは北ウェールズで生まれた犬種です。祖先犬は、古代の犬種ブラック・アンド・タン・テリアやオールドイングリッシュブロークンという黒地に褐色のぶちのあるテリアと考えられています。
エアデールテリアの迎え方
一度家族に迎えたら、子犬から老犬になっても大切に、命に責任を持ちましょう。白髪も生えれば、病気にもかかるかもしれません。お金がかかるのは家族に迎える時だけではないことを踏まえ、もう一度考えた上で迎えることを検討してください。
保護犬から迎える

保護され、里親を探している犬は雑種だけでなく、血統書のある犬も多くいます。
ペトコトの姉妹サイトである保護犬・保護猫マッチングサイト「OMUSUBI(お結び)」も、ぜひ覗いてみてください。
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ブリーダーから迎える
好きな毛色や、血統など気にするのであれば、信頼できるブリーダーから迎えるという方法もあります。実際に見学に行き、どんな環境で飼育されているのかを確認することも必要ですが、飼う上でのアドバイスも直接聞くことができます。
ペットショップから迎える
必ずいる犬種ではないため、地域やお店によってはいないこともあります。事前に確認してみることをオススメします。月齢やペットショップによって大きく異なりますが、一般的な価格の相場は15~25万円ほどです。