ブルマスティフの飼い方|忠実で優しい性格の元番犬は、子犬の頃のしつけがとても重要

ブルマスティフの飼い方|忠実で優しい性格の元番犬は、子犬の頃のしつけがとても重要

ブルマスティフは、その名の通りブルドッグとマスティフを掛け合わせて生まれた犬種です。古くは番犬として飼われていたブルマスティフの性格やケア、気をつけたい病気など飼い方について、ナポリタンマスティフやロットワイラーとの違いについて紹介します。

ブルマスティフの歴史と基礎知識

ブルマスティフインスタグラム
Photo by @byron_and_simbaさん Thanks!

ブルマスティフ(Bullmastiff)は、19世紀中頃にイギリスで生まれた犬種です。その頃イギリスには、財産を狙い私有地に侵入する犯罪者が多く存在しました。そのため、侵入者を傷つけずに捕まえることができ、侵入者を怖がらせることのできる大きな身体を持つ番犬が必要でした。

そこで、ブルドッグの血を40%、マスティフの血を60%の割合で掛け合わせてできたのが「The Gamekeeper’s Night Dog(番人の夜を守る犬)」というニックネームで知られるブルマスティフです。主に夜間、番犬として人間の役に立ってきました。

大きさと寿命

ブルマスティフの体高はオスが63.5~68.5センチメートル、メスが61~66センチメートル。体重はオスが50~59キログラム、メスで41~50キログラムになります。寿命は7〜9年ほどといわれています。

ブルマスティフに似ている犬種と違い

ブルマスティフは、同じ血を引くマスティフ、ロッティの愛称で日本でも人気のロットワイラー、イタリア生まれのマスティフ系犬種ナポリタンマスティフに似ています。

マスティフ

マスティフ

ブルマスティフとマスティフの一番の違いは大きさです。ブルマスティフの体重が最大およそ59キログラムであるのに対し、マスティフは大きいものでは85キログラムになるといわれています。また、マスティフにはアプリコットという明るいブラウンの毛色がありますが、アプリコットカラーの毛を持つブルマスティフは存在しません。


ロットワイラー

ロッティ

ブルマスティフとロットワイラーは大きさがほぼ同じで顔も似ていますが、被毛のカラーが異なります。ブルマスティフにはブラックの毛色が存在しませんが、ロットワイラーには逆に明るい毛色がなく、基本的にどのロッティも黒と茶色のブラックタンの被毛であるといわれています。


ナポリタンマスティフ

ナポレオンマスティフ
Photo by 3268zauber

ナポリタンマスティフは、ローマ軍の軍用犬として戦争に出ていたといわれている犬種です。大きさはブルマスティフより一回り大きく、たるんだ毛が特徴です。

マスティフ系犬種と呼ばれる犬種には、他にチベタンマスティフという犬種がおり、大きく分けるとこの犬種もブルマスティフと同様マスティフの血を引いています。


ブルマスティフの性格

番犬として人々を助けてきたブルマスティフは、飼い主に忠実で勇敢、そして賢い犬種です。運動をするのが大好きな活発な面もあります。

ブルマスティフの被毛について

ブルマスティフの毛は短く、密集しています。この密集している被毛が外気から身体を守っています。

毛色

ブルマスティフの毛色は、ブリンドル、フォーン、レッドなど、明るい色調なのが特徴です。ジャパンケネルクラブによると、顔はマズル周りが黒いブラックマスクであることが必須とされています。

ブルマスティフインスタグラム
Photo by @bullmastiiffs_dali_landさん Thanks!


ブルマスティフの飼い方

ブルマスティフには、毎日の運動が欠かせません。しかし、成長の段階にある子犬には運動をさせすぎるのは禁物です。また、運動といっても飼い主さんとのジョギングには向いていません。ウォーキングを一緒に楽しむには最適な犬種です。


しつけ方

ブルマスティフには特に、子犬の頃のしつけが重要です。基本的なコマンドを子犬の頃に覚えさせ、大きくなるにつれてより難しいトリックなどに挑戦するとよいでしょう。また、番犬であったブルマスティフには警戒心が強いところがあります。子犬用のしつけ教室などで社交性を身につけさせてあげましょう。

家の外で遊ばせる場合にはしっかりとしたフェンスで囲み、テリトリーに他の動物が入ってくるのを防いであげてください。


ケア

ブルマスティフ
Photo by @_silly.gang_さん Thanks!

ブルマスティフには、季節の変わり目などに抜け毛があります。定期的にブラッシングしてあげることによって、抜け毛をある程度防ぐことができます。また、被毛のケアには食べ物も関係してきます。質の良いフードを与えて美しい毛を保ってあげましょう。

ブルマスティフのかかりやすい病気

マスティフやボクサーなどの他の大型犬と同じように、ブルマスティフにも胃捻転・胃拡張が起こりやすいといわれています。これは、死に関わることもある怖い病気です。

ブルマスティフの飼い主さんは、予防法と対処法をよく知っておくことが重要です。その他に、関節の検査や目の検査を定期的に受けることが推奨されています。

動画を見れば、ブルマスティフがもっとわかる!

大きいボディーが迫力のあるブルマスティフは怖い犬だと思われがちですが、実は優しい心を持った犬なんですよ。

赤ちゃんとブルマスティフの「朝の寄り添う時間」

この赤ちゃんとブルマスティフは大の仲良し、毎朝こうしておしゃべり(?)しているんですって。なんとも心温まる動画です。



ブルマスティフの赤ちゃん、お庭を大冒険!

こちらはブルマスティフの赤ちゃんたちの動画です。お乳をあげるお母さんブルマスティフにも注目です。



迎え方と初期費用

ブルマスティフを家族に迎えるには、ペットショップで探す方法、ブリーダーを探す方法、保護犬を迎える方法があります。

ペットショップから迎える

ペットショップでは、ブルマスティフを扱っていることが少ないかもしれません。事前にホームページで調べたり、問い合わせしたりしてみるといいでしょう。

ブリーダーから迎える

ブリーダーによっては、家族に迎えたあとも相談に乗ってくれる場合があります。ケアの方法や体調不良の際の応急処置などのアフターサービスがあるかどうか、聞いておくといいですね。


保護犬を家族に迎える

ブルマスティフを家族に迎える際には、まずご近所のシェルターなどを覗いてみてください。もしかしたら、ブルマスティフや他のマスティフ系犬種があなたのお迎えを待っているかもしれませんよ。

ブルマスティフと一緒に安全でアクティブな生活を

オーナーに忠実で優しい心の持ち主、ブルマスティフ。侵入者から家や財産を守っていた番犬の本能を生かして、家族を守ってくれるに違いありません。

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参考文献


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