
初めて犬を迎える場合、経済的余裕だけでなく、犬が快適に暮らせるための環境は整えておく必要があります。また、災害時でも冷静に行動するため、非常時の準備をしておくと、なお安心です。今回は、犬を迎えるにあたって準備するべきものや、するべきことを紹介します。
迎える犬の性格や大きさを把握しておく

グッズをそろえる前に、まず確かめておきたいのが「どんな犬を迎えるのか」です。同じ犬でも、成犬時の体の大きさや性格によって、必要なものもサイズも変わります。
ペットショップ・ブリーダーから迎える場合
迎える犬種、個体ごとに性格や体質は異なります。
迎える犬種がどういった性格で、どのくらいの体の大きさになるか理解しておくとよいでしょう。グッズをそろえる際の参考になります。
保護犬を迎える場合
保護時の生活環境も考慮して必要なグッズを選ぶとよいでしょう。
相談に乗ってくれる保護団体さんもいますので、まずは聞いてみましょう。保護団体によっては、準備すべきものが具体的な商品名で指定される場合もあります。
犬を迎えるまでに準備すべきもの

ここからは、犬を迎える日までにそろえておきたいものを8つに分けて紹介します。どれも迎えた初日から使うものなので、前日までに開封して準備しておくと安心です。
ケージ
迎えたばかりの頃は、犬が落ち着けるスペースとして、ケージを用意してあげることをおすすめします。
いきなり部屋中を歩き回れるようにすると、慣れるのに時間がかかることもあります。
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リッチェルの木製サークルは、屋根面やトレーを外せるので、掃除やカスタマイズがしやすいつくりです。しっかりとした重量があるため、活発な犬にも安定して使えます。
高さは70cmと90cmの2種類があり、ジャンプ力のある犬には90cmタイプもあります。
| ブランド | リッチェル(Richell) |
|---|---|
| サイズ | 6面70Hタイプ(高さ70cm) |
| 素材 | 天然木 |
| 特徴 | 屋根面・トレーの着脱が可能/パネルの追加で広げられる |
ケージを選ぶ際には、成長して体が大きくなることを見込んで選ぶとよいでしょう。
成長に応じて、サイズを広げられるタイプのケージもあります。活発な犬種で脱走の恐れがある場合は、屋根面があるケージがおすすめです。
きれい好きな犬の場合は、トイレと部屋空間が分かれたタイプを選ぶとよいでしょう。
トイレ
「トイレは外で」と考えている方もいるかもしれませんが、その場合、天気の悪い日にもトイレのために散歩に行かなければなりません。
トイレトレーニングをして、室内でも犬が自分のタイミングでトイレに行けるようにすることをおすすめします。
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リッチェルの「しつけ用ステップ」シリーズは、通常のトイレトレーから壁付き・L型まで、その子に合った形状が選べます。
L型トレーは壁面がガードになるので、足を上げておしっこをする犬にも向いています。
| ブランド | リッチェル(Richell) |
|---|---|
| サイズ | 約48×33×33cm(レギュラー) |
| タイプ | L型トレー(壁付き) |
| 対応シーツ | レギュラーサイズ |
ケージと同じく、トイレも成長を見込んで選びましょう。
一般的に、トイレシートへのいたずらを防ぐことができるメッシュタイプのトイレを選ぶ方が多いです。
ベッド・マット
犬は睡眠時間がとても長く、特に子犬は成長のために睡眠が非常に大切です。安心して眠れるベッドやマットを用意してあげましょう。
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表と裏で柄が変わるリバーシブルベッドです。本体はコットン100%、中身はポリエステル100%でできています。
背もたれ部分は前側と比べてクッションが大きいつくりになっているため、犬があごをのせてくつろげます。丸洗いできるのも使いやすいポイントです。
| ブランド | FuzzYard(ファズヤード) |
|---|---|
| サイズ | Mサイズ |
| 素材 | 本体:コットン100%/中材:ポリエステル100% |
| 特徴 | リバーシブル/丸洗い可能 |
小さいと体を曲げて寝なければいけないため、ある程度ゆったりできる大きさのベッドやマットがよいでしょう。
保護犬で、怖がりな子やひとりでゆっくりくつろぎたい子にはドーム型がおすすめです。
車でお出かけすることが多い場合は、部屋で使うものとは別に、車用のベッド・マットを準備してあげてもよいでしょう。
食器
毎日の食事やお水を入れてあげる食器も必要です。食べる姿勢は体への負担に直結するので、高さのあるスタンドタイプも検討してみてください。
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背骨や首への負担が少なく、楽な姿勢で食事ができるよう設計されているフードスタンドです。
ボウルは陶器製で、においや色が移りにくく洗いやすいのが特徴です。スタンドは木製で、インテリアにもなじみます。
| ブランド | pecolo(ペコロ) |
|---|---|
| サイズ | Sサイズ(hightall) |
| 素材 | ボウル:陶器/スタンド:木製 |
| タイプ | 浅型・スタンド付き |
飲み水用の器には「ノズル型(ケージにつけるタイプ)」と「置き型」がありますが、置き型タイプをおすすめします。
置き型は水を飲みやすく、ガブガブ飲む際に口腔内のフードの残りカス等を落とす効果があります。
いつでも水が飲めるよう、大きめの器にしましょう。
リード・ハーネス類
リードやハーネスは、毎日の散歩やお出かけの際に必要です。首輪とハーネスのどちらにするかは、犬の体格や引っ張り癖に合わせて選びましょう。
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free stitchのハーネスは、有害廃棄物をほとんど出さない自然環境に優しい素材であるヌメ革を、シンプルで上品に仕上げています。
白っぽい革がアメ色に変わっていく様子を楽しめます。ワンタッチで着脱できるので、散歩前の支度もスムーズです。
| ブランド | free stitch(フリーステッチ) |
|---|---|
| 素材 | ヌメ革 |
| タイプ | ワンタッチハーネス |
| サイズ | 30(小型犬向け)ほか |
リードは、散歩の場面に合わせて長さを変えられるものがあると便利です。
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25mm幅の軽量リードです。車が通る道では短めに持ち、広い場所ではゆったり持つといった使い分けがしやすい長さになっています。
カフェなどでは、リードを椅子やテーブルに回してホールドすることもできます。
| ブランド | mmsu-ha(ムスーハ) |
|---|---|
| 長さ | 110cm |
| 幅 | 25mm |
| 対象 | 小型犬〜中型犬 |
散歩に慣れていない場合は、リードを2本つける「ダブルリード」やハーネスとの併用がおすすめです。
新しい環境に慣れていない時は、予想外の行動をすることもあるため、伸縮リードはおすすめしません。突然のリアクションに対応できるよう、しっかりとリードを持ってお散歩しましょう。
フード
フード選びは非常に大切です。犬種の特性や年齢、健康状態、アレルギーの有無によってもフードを変更していく必要があるため、獣医師のアドバイスを聞きながら選ぶとよいでしょう。
迎えてすぐにフードを切り替えると、お腹をこわすことがあります。はじめの1〜2週間は、それまで食べていたフードを続けてから、少しずつ混ぜて切り替えるのが基本です。
保護犬の場合、譲渡時は今まで食べていたフードを持参する団体が多いと思います。
特に指定がない場合は、アレルギーや病気はないか事前に保護団体に聞き、年齢や体質に合ったフードを選んでください。
おもちゃ
留守番中の暇つぶしにも、飼い主さんとのコミュニケーションにも、おもちゃは欠かせません。犬種や年齢、性格によって合うおもちゃは変わります。
一緒に遊ぶなら「引っ張りっこ」ができるおもちゃ、1頭で遊ぶなら、噛むと音が出るおもちゃがおすすめです。
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手を入れて動かせるパペット型のおもちゃです。飼い主さんが動かして引っ張りっこをしたり、追いかけさせたりと、遊び方を変えられます。
布製なので、噛む力の強い犬には様子を見ながら使いましょう。
| ブランド | オオイケ |
|---|---|
| タイプ | パペット型(引っ張りっこ用) |
| 素材 | 布製 |
| 対象 | 小型犬 |
まず、おもちゃで遊ぶかどうか、抱え込み癖がないかどうかを理解することが大切です。
おもちゃはストレス発散や飼い主さんとのコミュニケーションツールになります。おもちゃで遊ぶ子でしたら、いくつかタイプ別に用意してみましょう。
ペット用防災グッズ
災害時、人の物資に比べ、ペット用の物資はしばらく手に入りません。何かあったときに愛犬を守るためにも、フード・水は最低3〜5日分、できれば1週間分ほど用意しておきましょう。
慣れない環境でもストレスを最小限に抑えられるよう、使い慣れた食器やトイレ用品もそろえておくと安心です。
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避難時に必要なものが、ショルダーバッグにまとまった15点セットです。食器、折りたたみトイレ、ペットシーツ、防臭袋、迷子札、首輪、リードなどが入っています。
バッグにはゆとりがあるので、愛犬のフードや薬を足して持ち出せます。
| ブランド | アイリスオーヤマ |
|---|---|
| 型番 | PBSI-15 |
| セット内容 | ショルダーバッグ、ディッシュ×2、アルミシート、おそうじシート、折りたたみトイレ、ペットシーツ、防臭袋、迷子札、首輪、リードなど全15点 |
| 商品サイズ | 幅約46×奥行約14×高さ25cm |
| 重量 | 約1kg |
これから防災グッズをそろえる方は、すでにペット向けになった防災グッズセットを購入し、足りないものを追加していくことをおすすめします。
犬を迎えたら必要なこと

グッズがそろったら、次は手続きと毎日の世話です。登録やワクチンのように法律で決められているものもあるので、迎える前から段取りを確認しておきましょう。
畜犬登録
生後91日齢以上の子犬を迎えた方は、市区町村へ申請する「畜犬登録(ちくけんとうろく)」の義務があります。取得した日から30日以内に手続きをします。
これは「どこで誰が犬を飼っているか」を明確にし、地域で狂犬病が発生した場合にこのデータを利用して対策措置を取るためのものです。
登録手数料は多くの自治体で3,000円ですが、生涯に1度です。狂犬病ワクチンの接種証明書を持って所定の窓口で申請すれば、注射済票の交付(手数料550円)と同時に手続きできます。
登録すると「鑑札」が交付されます。鑑札と注射済票は首輪につけておくことが法律で定められています。失くしてしまうと再発行に手数料がかかるため、大切に扱いましょう。
マイクロチップの登録
2022年6月1日から、ペットショップやブリーダーが販売する犬猫へのマイクロチップ装着が義務になりました。すでに登録されている犬を購入・譲り受けた場合、飼い主さんは30日以内に所有者情報の変更登録をする必要があります。
保護犬など、マイクロチップが入っていない犬の飼い主さんは装着が努力義務です。迷子や災害ではぐれたときに身元の証明になるため、動物病院で相談してみてください。
なお、「狂犬病予防法の特例制度」に参加している市区町村では、マイクロチップの登録が畜犬登録とみなされます。参加していない自治体では、これまでどおり窓口での登録が必要です。お住まいの市区町村にご確認ください。
ワクチン
年に1度の狂犬病予防注射も義務です。狂犬病は一度感染・発症すると治療ができませんが、ワクチンの接種で発症を防ぐことができます。
犬を守るためにはもちろん、飼い主さんやその周囲にいる人や動物への感染を防ぐ意味でも、怠ってはいけないものです。
市区町村では集合注射が行われているほか、動物病院でも接種できます。このほか、混合ワクチンは義務ではありませんが、感染症から守るために獣医師と相談して接種を検討しましょう。
かかりつけの動物病院を見つける
犬が何かしらの体調不良を起こした時には、病院に連れて行ってあげなければいけません。
健康そうに見える場合でも、定期的に健康診断に連れて行く必要があります。そんな時にかかる病院も、早めの段階で考えておきましょう。
あわせて、夜間や休日に診てもらえる救急病院も調べて、連絡先を控えておくと安心です。
トリミングサロンを見つける
トリミングは必要な犬種とそうでない犬種がいます。必要な場合もその頻度は犬種によって異なります。
まずは迎える犬がトリミングが必要な犬種かどうかを調べましょう。トリミングは見た目だけでなく犬の健康のためにも大事なケアになりますので、欠かさず行うようにしましょう。
トリミングサロンはさまざまな地域に数多く出店しているので、ぴったりのお店を探してみてください。
毎日の散歩
散歩はどんな犬にも必要です。
飼い主さんが忙しい時や疲れている時もあるかもしれませんが、犬の健康のためにもきちんと行ってあげるようにしましょう。
必要な散歩量は犬種によって異なります。一般的に犬の体格が大きくなればなるほど長く散歩しなければいけなくなるので、犬を迎える際にはそれも考慮しておくべきでしょう。
しつけを行う
しつけも犬にとってはとても大切なものです。
しっかり行わないと、飼い主さんだけでなく周りの人に迷惑をかけてしまうことも考えられます。
飼い主さん向けのしつけ教室なども開催されていますので、「しつけ方が分からない」という方はそういったイベントに参加してみてもよいかもしれません。
成犬・シニア犬を迎える際によくある質問

保護犬を迎える場合、成犬やシニア犬と暮らし始めることも少なくありません。子犬から迎えるのとどう違うのか、よく聞かれる質問にお答えします。
Q. 成犬以上でもしつけはできる?
もちろんできます。ただし、子犬と同じように根気強くしつけることが大切です。
犬によってはすでにある程度のしつけがされている場合もあるので、様子を見ながらしつけましょう。
Q. 懐いてくれる?
「子犬から飼うとよく懐く」といったことはよくいわれますし、事実でもあります。ただし、それは「成犬から飼い始めると懐かない」ということにはなりません。
成犬やシニア犬はすでに成長しているため、その犬本来の性格を知った上で迎え入れることができます。そのため相性のよい犬を選びやすいともいえるでしょう。
Q. 子どもがいる家でも適応してくれる?
成犬やシニア犬はその犬の性格とサイズをしっかり把握した上で迎えることができます。
そのため、その家庭に合った犬を選ぶことができれば、たとえお子さんのいる家庭であっても、子犬を迎えるよりも適応してもらいやすいでしょう。
犬に合わせたグッズや暮らし方を

最後に、この記事のポイントを振り返っておきましょう。
使用するグッズも、その他のことも、今回紹介したのはあくまで一例です。
犬も、人と同じように十人十色の個性を持っています。一緒に暮らした上で、その犬に合わせた暮らしをしていきましょう。
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人間が食べるものと同じヒューマングレードの食材のみを使用し、国内の食品工場で製造しています。4Dミートや人工添加物は一切不使用。食材の配合割合や主な産地も公開し、安心できるごはんをお届けします。
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