大型犬は優しい性格が多い!? 人気犬種ランキングや基準、寿命について解説

大型犬は家庭犬だけでなく、盲導犬や警察犬、救助犬などで活躍している犬種が多いです。その理由は体力や運動能力はもちろん、忍耐強さ、賢さ、ハンドラーに対する従順さ、勇敢さなどさまざまあります。家庭犬として大型犬を飼いたいと思っているけど、「やっぱりしつけが大変なのかな」「性格はどんなかな」と思っている人も多いと思います。大型犬にはどんな犬種がいるか、大型犬の基準や犬種による特徴、性格などまとめて紹介します。

大型犬の基準って?

ペットの家族化が進み、ペットを連れて旅行に行く人も増えてきました。しかし、宿泊施設やドッグラン・ドッグカフェによっては、犬の大きさで施設利用できるかどうかが決められている場合があります。ホテルによっては大型犬不可となっている施設もあります。「うちの子は小柄だから中型犬サイズ」と思っていても大型犬といわれてしまうこともあるのではないでしょうか。

実は、犬の大きさの基準は体重と体高でしか定めれていません。体重、体高はJKC(ジャパンケネルクラブ)やAKC(アメリカンケネルクラブ)など、国際畜犬連盟に加盟する畜犬団体において世界共通でスタンダードの基準が設けてありますが、小型犬、中型犬、大型犬という区別の明確な定義はありません。小さい、大きいといった感覚は人によるもので世界共通認識にすることが難しいからだと考えられます。小型犬、中型犬、大型犬の他にも場合によっては、超小型犬や超大型犬という分類項目が増えることもあります。

施設や保険会社によっては、犬種や体重などで独自の分け方を提示しています。ペット保険で比較してみると、PS保険では柴犬は中型犬ですが、アイペット損保では小型犬として料金設定がされています。利用しようとしている施設や保険会社が、どのような分け方をしているか確認してみましょう。

どんな犬種がいるの?

体重や体高での基準といわれても、実際に小型犬、中型犬、大型犬という言葉を見聞きますよね? そこに犬種名や具体的な体重表記があれば違いますが、利用したい施設によっては具体的な基準表記がされていなくて困ってしまうということもあります。今回は、一般的に大型犬として分類される犬種を佐草一優のずた動物病院院長監修の『人気の犬種図鑑174』を参考にして紹介します。

大型犬人気犬種ランキングトップ10

その他の犬種

  • ボルゾイ
  • ボルゾイ
    ウサギ狩りやオオカミ狩りに使用されてきたボルゾイは、ウルフハウンドとも呼ばれ重宝されてきました。日常生活では静かですが、視力がよく遠くまで見ることができ、動くものを見ると興奮しやすい性格です。

    ボルゾイの飼い方

  • アイリッシュセター
  • アイリッシュセター
    美しい姿に特徴的な毛色のアイリッシュセッターは、猟犬として活躍していました。エネルギーに溢れ、鋭敏で利口な犬種です。飼い主に対しては誠実で愛情深い性格をしてます。また、陽気で無邪気で甘えん坊な一面も持っています。

    アイリッシュセターの飼い方

  • ワイマラナー
  • ワイマラナー
    光を反射を反射するシルバーの体毛がとても美しい犬種です。その外見の気品さに加えて、狩猟犬としての優れた判断力やスタミナ、活発性も持ち合わせています。飼い主には従順であり通常は穏やかではありますが、勇敢な一面も持ち合わせています。

    ワイマラナーの飼い方

  • セントバーナード
  • セントバーナード
    迫力ある見た目と、温厚な性格のギャップが人々の興味を引いて、多数の作品に登場しています。山岳救助犬として活躍するほど賢く人懐っこいです。非常に温和で辛抱強く、優しい性格の持ち主です。

    セントバーナードの飼い方

  • グレートデーン
  • グレートデーン
    体格のいい大きな体と優しい目をした大型犬の中でも特に大きい犬種です。迫力ある姿に少し怖いと感じる人もいるかもしれませんが、「優しい巨人」ともいわれているほど愛情深い性格をしています。

    グレートデーンの飼い方

  • ニューファンドランド
  • ニューファンドランド
    泳ぎが得意な犬種としても知られています。大きな姿はまるで熊のようにも見えますが、実はとっても優しい性格の犬種です。もともとは猟師の手伝いをしていましたが、現在では重荷を引くソリ犬や水難救助犬として活躍しています。

    ニューファンドランドの飼い方

  • ロットワイラー
  • ロットワイラー
    ロットワイラーは牧畜犬として活躍していた犬種ですが、現在では「ロッティー」の愛称で呼ばれ家庭犬としても人気の犬種です。素直で落ち着いた性格をしています。用心深いところがありますが、従順で忠誠心があり、自信に満ちた振る舞いをします。

    ロットワイラーの飼い方

  • アフガンハウンド
  • アフガンハウンド
    アフガンハウンドは美しい毛並みをなびかせる姿が魅力的な犬種です。高貴で優美で品があり、アフガンハウンドほど走るのが速い犬種は他にはいないと言われているほどです。独立心が強く、物事にこだわらず平然とした性格をしています。

    アフガンハウンドの飼い方

  • 秋田犬
  • 秋田犬
    秋田犬は映画『ハチ公物語』で海外でも人気になった犬種で、日本では「わさお」も人気を博しています。飼い主に対してとても従順で忠実な性格です。しかし、熊や鹿といった大きな動物に立ち向かう勇敢さと警戒心があるため、知らない人に対して攻撃的な一面もあります。

    秋田犬の飼い方

  • サルーキー
  • サルーキ
    サルーキは、長い足とすらっとしたボディーラインが特徴で、とても足の速い犬種です。足の速さを生かしてガゼル猟で活躍することから「ガゼル・ハウンド」とも呼ばれています。威厳があり自立心を持って、性格は穏やかで飼い主に対しては忠実です。

    サルーキの飼い方

  • エアデールテリア
  • エアデールテリア
    テリア種の中でも最も大きいことから「キング・オブ・テリア」とも呼ばれています。賢く勇敢なことから海外では警察犬としても活躍していて、日本では動物介在教育犬としても活躍しています。

    エアデールテリアの飼い方

  • オールドイングリッシュシープドッグ
  • オールドイングリッシュシープドッグ"
    「オールド」の愛称で親しまれるイギリス原産の牧羊犬です。基本的な性格は優しく温厚で、子供とも問題なく接することができますが、時に攻撃的な一面も持っています。

    オールドの飼い方

  • ラフコリー
  • ラフコリー
    『名犬ラッシー』で有名な犬種です。牧羊犬として活躍してた歴史があり、賢く、とても優しい性格をしています。シェットランドシープドッグとよく似ていますが、ラフコリーの方が大きく別の犬種です。

  • ベルジアンシェパードドッグタービュレン
  • ベルジアンシェパードドッグ
    もともは牧羊犬として活躍していましたが、とても賢く使命感の強いことから現在では警察犬や麻薬探知犬、護衛犬、セラピー犬などさまざまな場面で活躍している犬種です。

  • アラスカンマラミュート
  • アラスカンマラミュート
    ソリ犬や猟でも活躍していた犬種です。シベリアンハスキーによく似ていますが、性格はハスキーよりも落ち着きがあり温厚です。寒さ強い犬種のため、暑さにはとても弱いです。

  • レオンベルガー
  • レオンベルガー
    ブラックフェイスにライオンのようなたてがみと四肢の飾り毛を持った大型犬の中でも特に大きい犬種です。迫力ある見た目とは裏腹に、とても温厚で寂しがりな性格をしています。

    レオンベルガーの飼い方

  • イングリッシュセター
  • イングリッシュセター
    シルクのような長毛が特徴で、優雅で気品のある犬種です。セッターの中でも特に人気のあり、現在でも猟犬として活躍しています。おとなしく思慮深く、友好的な性格をしています。持久力に優れ、鋭敏な感覚と狩猟欲を持っています。

    イングリッシュセターの飼い方

  • グレーハウンド
  • グレーハウンド
    走るは速さはずば抜けていて、ノウサギやガゼル狩りで活躍していた犬種です。家庭犬はもちろん、現在ではドッグレースで人気があります。飼い主に従順で、好奇心旺盛で強気な性格をしています。

大型犬か中型犬か

  • オーストラリアンシェパード
  • オーストラリアンシェパード
    優れた能力を持ち、訓練に適した性格のオーストラリアンシェパードは、もともとは牧羊犬としてではなく使役犬として育てられました。そのため牧羊犬としてだけでなく、捜索や救助などの仕事にも適応性のある犬種です。

    オゥシーの飼い方

  • サモエド
  • サモエド
    トナカイの群れと暮らすシベリア族との移動生活の中で、猟犬やソリ犬、そして時には人と共に寝ることもあり、暖房代わりに用いられました。非常に友好的で開放的な性格をしています。

    サモエドの飼い方

  • 紀州犬
  • 紀州犬
    和歌山県、三重県、奈良県を含む紀伊半島の山岳地帯で古くから、イノシシやシカを主に獣猟犬として飼われていました。とても忍耐強く、勇ましく警戒心に富んでいます。飼い主には忠実で従順ですが、誰にでも懐くわけではありません。

    紀州犬の飼い方

寿命は体の大きさで違う!?

現在、犬の平均寿命はおおよそ14年とされていますが、体の大きさで平均寿命が前後します。一般的には大型犬の方が寿命が短く、小型犬の方が長いといわれています。一説では、心臓の大きさがどの犬種も全て同じ大きさであることから、大型犬の方が血液を全身に巡らせるエネルギーが必要になり、小型犬の方が少ないエネルギーで済むからといわれています。

大型犬は大きくて怖い?

皆さんは大型犬にどんなイメージを持っているでしょうか。犬が好きな人であっても、大型犬を見ると「やっぱり大きいな」「ちょっと怖いな」とあらためて体の大きさや迫力を感じる人も少なくないのではないでしょうか。小型犬のように元気に飛びつかれたら、倒れてケガをしてしまうかもしれません。そのため基本的なしつけは重要ですが、大型犬の多くは温厚で、優しい性格の犬種が多いです。大型犬の大きな体にくっついて眠る」ということを夢に思っている人も多いのではないでしょうか。ただかわいがるというよりも、体を預けられる安心感やその存在感は、ペットというよりもパートナーという感じだと思います。

大型犬を飼うのには小型犬、中型犬よりも多くの費用がかかります。ペット可のマンションも増えてきましたが、中型犬までなどなかなか大型犬を飼えるマンションは少ないですし、ある程度の広さも必要です。小型犬、中型犬と比べ餌代やワクチンや薬、ペット施設の利用代金など、環境や金銭面などからみても、簡単に飼うことは難しいでしょう。しつけについても、大型犬となると力も強いですし、小型犬のように抱き上げることもできません。大型犬を飼うことを考えている人は、犬種の性格やその子にかかる費用や運動量などもう一度家族で考えてから飼うことをオススメします。

適切な食事と運動を

大型犬といわれる犬種であっても、平均体重・体高よりも大きく成長する子だっていますし、反対に小柄な子もいます。犬種によって、性別や個体によっては中型犬に近い場合や大型犬の中でも大きい場合になることもあります。大きくなって欲しくないからと、食事の量を減らすということは絶対にやってはいけません。犬にあった適切な量の食事を与え、適切な運動をしてあげましょう。

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