大型犬の種類とは? 大型犬の基準や人気犬種について紹介します

大型犬の種類とは? 大型犬の基準や人気犬種について紹介します

大型犬は、家庭犬としてだけではなく、盲導犬や警察犬、救助犬などとして活躍している犬種が多いです。それには、体力や運動能力はもちろん、忍耐強さや賢さ、勇敢さなど、さまざまな理由があります。温和な性格の犬種も多いですが、それでもしつけは必要不可欠です。今回は、大型犬の種類や特徴、性格などをご紹介します。

大型犬の基準とは

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ペットの家族化が進み、ペットを連れて旅行に行く方も増えてきました。しかし、宿泊施設やドッグラン、ドッグカフェによっては、犬の大きさで施設利用できるかどうかが決められている場合があります。

場所によっては、「大型犬不可」という施設もすくなくありません。「うちの子は小柄だから中型犬」と思っていても、大型犬と判断されることもすくなくないのではないでしょうか。

犬の大きさの基準は、体重と体高でしか定めれていません。体重と体高は、JKC(ジャパンケネルクラブ)や、AKC(アメリカンケネルクラブ)など、国際畜犬連盟に加盟する畜犬団体において、世界共通でスタンダードの基準が設けてありますが、小型犬、中型犬、大型犬という区別に明確な定義はありません。

小さい、大きいといった感覚は人によるもので、世界共通認識にすることが難しいからだと考えられます。小型犬、中型犬、大型犬の他にも、場合によっては超小型犬や超大型犬という分類項目が増えることもあります。

ただし一般的には、成犬体重が10kg未満の犬を「小型犬」、25kg未満の犬を「中型犬」、25kg以上の犬を「大型犬」と分類している場合が多いです。

独自の分類の仕方をしている場合も

施設や保険会社によっては、犬種や体重などで独自の分け方を提示しています。ペット保険で比較してみると、PS保険では柴犬は中型犬ですが、アイペット損保では小型犬として料金設定がされています。利用しようとしている施設や保険会社がどのような分け方をしているか、利用前にしっかりと確認するようにしましょう。


体の大きさで寿命は違う?

現在、犬の平均寿命はおおよそ14年とされていますが、体の大きさで平均寿命が前後します。一般的には大型犬のほうが寿命が短く、小型犬のほうが長いといわれています。一説では、心臓の大きさがどの犬種も全て同じ大きさであることから、大型犬のほうが血液を全身に巡らせるエネルギーが必要になり、小型犬のほうが少ないエネルギーで済むからといわれています。

しかし、アニコム損保保険会社の調査では、5kg以下の超小型犬よりも、5~10kgの小型犬のほうが平均寿命が長いという結果も出ています。



「大型犬と暮らす」ということ

犬

大型犬は力も強く、小型犬のように簡単に抱き上げることもできません。そのため、基本的なしつけがとても重要です。「大型犬は温厚」と思っている方も多いかもしれませんが、それは大型犬の飼い主さんが、大型犬を飼うことの大変さを分かっているが故に、しっかりとしつけをしていることが多いからなのです。

また大型犬は、ごはん代やワクチンなどの薬、ペット施設の利用料など、小型犬や中型犬と比べるとお金がかかります。ペット可マンションも増えてきましたが、大型犬と暮らせるマンションは少ないということが現状です。

そのため、環境や金銭面などから見ても、大型犬と暮らすことは簡単にできることではありません。大型犬との暮らしを考えている方は、かかる費用をはじめ、犬種が持つ性格や運動量なども家族としっかり話し合ってから迎えるようにしましょう。


適切な食事と運動を

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大型犬といわれる犬種であっても、犬種や性別によっても個体差があり、平均体重や体高よりも大きく成長する子もいます。その反対に、平均よりも小柄な子もいます。「大きくなってほしくないから」「大きくなってほしいから」という理由で、食事の量を変えることは絶対にしてはいけません。

また、「面倒だから」と毎日の散歩や運動量を減らすこともあってはならないことです。適切な運動は、犬にとってストレス発散になり、肥満や病気の予防にもつながります。

その子に合った量の食事を与え、運動も欠かさずしてあげましょう。1日の最適カロリー量はペトことオリジナルのドッグフード「PETOKOTO FOODS」の「フード診断」で簡単に計算することができます。

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大型犬の種類

今回は、一般的に大型犬として分類される代表的な犬種をご紹介します。

※参照:佐草一優『人気の犬種図鑑174』(日東書院本社)

ラブラドールレトリーバー

ラブラドールレトリーバー

大型犬の中で、最も人気のある犬種です。持ち前の賢さと友好的な性格、人を威圧しない外見などの理由から、盲導犬としても活躍しています。

ラブラドールレトリーバーの飼い方

ゴールデンレトリーバー

ゴールデンレトリーバー

きれいなゴールドの毛並みが特徴の犬種です。従順で温厚な性格をしています。賢く社会性が高いため、補助犬やセラピー犬として活躍しています。

ゴールデンレトーリーバーの飼い方

バーニーズマウンテンドッグ

バーニーズマウンテンドッグ

荷物のけん引や、ベルン周辺の山岳地帯などで牛追いにも用いられていた犬種です。注意深く怖いもの知らずで、自信に満ちた性格をしています。飼い主に対して従順で、他人にも穏やかに接することができます。人と触れ合うことが好きなので、現在ではセラピー犬としても活躍しています。

バーニーズの飼い方

フラットコーテッドレトリーバー

フラットコーテッドレトリーバー

滑らかな長い毛を持つ犬種で、「フラット」や「フラッティー」の愛称でも親しまれています。もともとは猟犬として活躍していました。賢く明るく、自信に満ちた優しい性格をしています。

フラットの飼い方

ダルメシアン

ダルメシアン

白い体に黒色の斑点が特徴的な犬種で、ファッションの柄としても人気です。また、ディズニー映画『101匹わんちゃん』のモデルとしても知られ、人気があります。頭がよく外向的、かつ友好的な性格をしていています。

ダルメシアンの飼い方

ジャーマンシェパードドッグ

ジャーマンシェパードドッグ

賢くて勇敢でかっこよく、警察犬としても有名な犬種です。日本で初めて盲導犬として活躍した犬種でもあります。

シェパードの飼い方

ドーベルマン

ドーベルマン

がっちりとした体とピンと立った耳が印象的な犬種ですが、実は垂れた耳を断耳しています。警戒心が強くガードドッグとしての攻撃性を持っていますが、本来の気質は友好的で、家族を愛する犬種です。非常に勇敢で、作業能力も持ち合わせているので、社会への適応もしやすいです。

ドーベルマンの飼い方

グレートピレニーズ

グレートピレニーズ

優雅さと賢さも持ち合わせており、身を覆う純白の毛が特徴的です。家畜をオオカミなどの襲撃から守る犬として活躍してきただけでなく、人々を癒やすパートナーとしても人気があります。

グレートピレニーズの飼い方

シベリアンハスキー

シベリアンハスキー

狼のようなかっこいい外見で知られ、ソリ犬としても活躍している犬種です。家で飼い主さんに見せる甘えた態度と、外でのそっけない態度のギャップも、ハスキーの魅力です。友好的で優しい一方で、知らない人が自分のテリトリーに近寄ると警戒します。

シベリアンハスキーの飼い方

ボクサー

ボクサー

強面な印象のボクサー犬ですが、勇敢で愛情深い性格です。飼い主に対しては忠誠心があり、無邪気な一面を見せますが、知らない人や犬に対しては疑い深く警戒します。

ボクサーの飼い方

ボルゾイ

ボルゾイ

ウサギ狩りやオオカミ狩りとして働いていたボルゾイは、「ウルフハウンド」とも呼ばれ重宝されてきました。日常生活では静かですが、視力がよく遠くまで見ることができ、動くものを見ると興奮しやすい性格です。

ボルゾイの飼い方

アイリッシュセッター

アイリッシュセッター

美しい姿に特徴的な毛色のアイリッシュセッターは、猟犬として活躍していました。エネルギーに溢れ、鋭敏で利口な犬種です。飼い主に対しては、誠実で愛情深い性格をしてます。また、陽気で無邪気で甘えん坊な一面も。

アイリッシュセッターの飼い方

ワイマラナー

ワイマラナー

光を反射するシルバーの体毛がとても美しい犬種です。その外見の気品さに加えて、狩猟犬としての優れた判断力やスタミナ、活発性も持ち合わせています。飼い主には従順であり通常は穏やかですが、勇敢な一面も持ち合わせています。

ワイマラナーの飼い方

セントバーナード

セントバーナード

迫力ある見た目と、温厚な性格のギャップが人々の興味を引き、多数の映画作品などに登場しています。山岳救助犬として活躍するほど賢く人懐っこいです。非常に温和で辛抱強く、優しい性格の持ち主です。

セントバーナードの飼い方

グレートデーン

グレートデーン

大型犬の中でも特に大きい犬種です。迫力ある姿に「怖い」と感じる人もいるかもしれませんが、とても優しい目と性格をしており、「優しい巨人」ともいわれているほど愛情深い犬種です。

グレートデーンの飼い方

ニューファンドランド

ニューファンドランド

泳ぎが得意な犬種としても知られています。大きな姿はまるで熊のようにも見えますが、とても優しい性格の犬種です。もともとは猟師の手伝いをしていましたが、現在では重荷を引くソリ犬や水難救助犬として活躍しています。

ニューファンドランドの飼い方

ロットワイラー

ロットワイラー

牧畜犬として活躍していた犬種ですが、現在では「ロッティー」の愛称で親しまれ、家庭犬としても人気の犬種です。素直で落ち着いた性格をしています。用心深いところがありますが、従順で忠誠心があり、自信に満ちた振る舞いをします。

ロットワイラーの飼い方

アフガンハウンド

アフガンハウンド

美しい毛並みをなびかせる姿が魅力的な犬種です。高貴で優美で品があり、「アフガンハウンドほど走るのが速い犬種は他にはいない」といわれているほどです。独立心が強く、物事にこだわらず平然とした性格をしています。

アフガンハウンドの飼い方

秋田犬

秋田犬

秋田犬は、映画『ハチ公物語』で海外でも人気になった犬種です。日本では「ぶさかわ犬」として「わさお」も人気を博しました。飼い主に対してとても従順で忠実な性格です。しかし、熊や鹿といった大きな動物に立ち向かう勇敢さと警戒心があるため、知らない人に対して攻撃的な一面もあります。

秋田犬の飼い方

サルーキ

サルーキ

長い足とすらっとしたボディーラインが特徴で、とても足が速い犬種です。足の速さを生かして、ガゼル猟で活躍することから「ガゼル・ハウンド」とも呼ばれています。威厳があり自立心を持っていますが、性格は穏やかで飼い主に対して忠実です。

サルーキの飼い方

エアデールテリア

エアデールテリア

テリア種の中で最も大きいため、「キング・オブ・テリア」とも呼ばれています。賢く勇敢なことから、海外では警察犬として、また日本では動物介在教育犬としても活躍しています。

エアデールテリアの飼い方

オールドイングリッシュシープドッグ

オールドイングリッシュシープドッグ"

「オールド」の愛称で親しまれる、イギリス原産の牧羊犬です。基本的な性格は優しく温厚で、子供とも問題なく接することができますが、時に攻撃的になる一面も持っています。

オールドの飼い方

レオンベルガー

レオンベルガー

ブラックフェイスにライオンのようなたてがみと、四肢の飾り毛を持っています。大型犬の中でも特に大きい犬種です。迫力ある見た目とは裏腹に、とても温厚で寂しがりな性格をしています。

レオンベルガーの飼い方

イングリッシュセッター

イングリッシュセッター

シルクのような長毛が特徴で、優雅で気品のある犬種です。現在でも猟犬として活躍しています。セッターの中でも特に人気があり、おとなしく思慮深く、友好的な性格をしています。持久力に優れ、鋭敏な感覚と狩猟欲を持っています。

イングリッシュセッターの飼い方

ラフコリー

ラフコリー

名犬ラッシー』で有名な犬種です。牧羊犬として活躍してた歴史があり、賢く、とても優しい性格をしています。シェットランドシープドッグとよく似ていますが、ラフコリーのほうが大きく、別の犬種です。

ベルジアンシェパードドッグタービュレン

ベルジアンシェパードドッグタービュレン

もともとは牧羊犬として活躍していましたが、とても賢く使命感が強いことから、現在では警察犬や麻薬探知犬、護衛犬、セラピー犬など、さまざまな場面で活躍している犬種です。

アラスカンマラミュート

アラスカンマラミュート

ソリ犬としてや猟でも活躍していた犬種です。シベリアンハスキーによく似ていますが、性格はハスキーよりも落ち着きがあり温厚です。寒さには強いですが、暑さにはとても弱い犬種です。

グレーハウンド

グレーハウンド

走るは速さはずば抜けていて、ノウサギやガゼル狩りで活躍していた犬種です。家庭犬としてはもちろん、現在ではドッグレースで人気があります。飼い主に従順で、好奇心旺盛で強気な性格をしています。

中型犬に分類されることもある大型犬

大型犬か中型犬かで、本屋やインターネット上でも意見が分かれている犬種がいます。体重によっては区別が難しいようです。

オーストラリアンシェパード

オーストラリアンシェパード

優れた能力を持ち、訓練に適した性格のオーストラリアンシェパードは、もともとは使役犬として育てられました。そのため現在では、牧羊犬としてだけでなく、捜索や救助などの仕事もこなしています。

オーストラリアンシェパードの飼い方

サモエド

サモエド

トナカイの群れと暮らすシベリア族との移動生活の中で、猟犬やソリ犬として活躍していました。時には人と共に寝ることもあり、暖を取るための相棒ともされていました。非常に友好的で開放的な性格をしています。

サモエドの飼い方

紀州犬

紀州犬

和歌山県、三重県、奈良県を含む紀伊半島の山岳地帯で、古くからイノシシやシカを追う獣猟犬として飼われていました。とても忍耐強く、勇ましく警戒心に富んでいます。飼い主には忠実で従順ですが、誰にでも懐くわけではありません

紀州犬の飼い方

まとめ

大型犬

犬の大きさの基準は、体重と体高でしか定められていない
成犬体重が25kg以上の犬を「大型犬」と呼ぶことが多い
中型犬か大型犬かの分類がしにくい犬種もいる

大型犬は、小型犬以上に食費や医療費もかかりますし、しつけや運動量などの問題もたくさんあります。しかし、大型犬には大型犬にしかない魅力もたくさんあります。もし大型犬を家族に迎えたら、飼い主としてのマナーを守り、愛犬とのワンライフを目一杯楽しんでくださいね!

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