猫は野菜を食べても大丈夫? 体によい野菜&食べると危険な野菜まとめ

猫は野菜を食べても大丈夫? 体によい野菜&食べると危険な野菜まとめ

健康のために日ごろからできるだけ野菜を多く摂取しようと心がけている方は多くいると思います。美味しい旬の野菜が手に入った日に、「愛猫にもちょっとおすそ分け」なんてこともありますよね。野菜の中には猫が食べてもいいもの・食べてはいけないものがあり、中には猫が中毒症状を起こしてしまうとても危険なものもあります。そこで、猫が食べてもよい野菜、悪い野菜を総まとめしました。

猫が食べても大丈夫な野菜

野菜

猫は肉食動物のため、人間が食べているような野菜は必要ありませんが、栄養の補完に利用することはできます。まずは、猫が食べてもよい野菜を紹介します。


食べてもよい野菜とはいえ、食べ過ぎや食べさせ方には注意が必要です。普段のキャットフードにトッピングするなど猫ちゃんに合わせて取り入れてみてはいかがでしょうか。

猫に野菜をあげるメリットは?

猫は肉食動物のため人間が食べているような野菜は必要ありませんが、野菜にはビタミンや食物繊維が多く含まれることが多く、皮膚の健康維持や便秘解消などの効果が期待できますので、栄養の補完として利用することはできます。


にんじん


にんじんは低カロリーで栄養価も高いため、猫にとって健康な食べ物として認められています。ビスケットやクッキーなどのトリーツに含まれていることも多いです。ダイエットにも非常に効果的ですが、食べさせ方には注意する必要があります。


水菜


シャキシャキ食感の水菜は、猫が食べても大丈夫な食材です。でも、与え過ぎには注意しましょう。また念のためアレルギーに注意し、気になる症状が現れたときには速やかに獣医師に相談しましょう。


大根


基本的に大根は猫にとって有害なものではありません。与え方によっては生の状態でも食べさせることができます。大根は90%以上が水分でできているため、水分補給代わりに食べさせてみてもよいかもしれません。

しかし猫は基本的に肉食動物なので、大根などの野菜類をうまく消化することができません。注意点はしっかり確認した上で、少しずつ与えてみるようになりましょう。


かぼちゃ


基本的な注意点を守れば、猫にかぼちゃを与えるのは問題ありません。かぼちゃは栄養価が高いので、手作りのご飯をあげているのであればかぼちゃもメニューに加えてあげてもいいかもしれませんね。しかし手作りの場合、栄養バランスの偏りが課題になってきます。


トマト


猫は酸味成分が得意でないため、トマトを好きな子も嫌いな子もいるでしょう。猫にトマトを与えることは、栄養面で良い面と悪い面があります。


さつまいも


さつまいもは猫に与えても大丈夫な食べ物です。さつまいもの食感や味が好物だという猫も多いのではないでしょうか?

ただ猫の体質は猫それぞれなので、猫によっては胃腸の負担になったり、アレルギーを引き起こしてしまったりする恐れがあります。注意点をしっかりと確認した上で与えるようにしましょう。


きゅうり


きゅうりは90%以上が水分でできていて、ナトリウムや脂肪分が非常に少なく低カロリーです。猫もきゅうりの食感を楽しんで食べることがあるようです。

また、熱中症対策の水分補給としておやつ代わりに与えることができます。 しかし食べ過ぎてしまうと胃腸の負担になったり、アレルギー反応を起こしてしまう恐れもあります。


アスパラガス


猫にアスパラガスを食べさせても中毒性はなく、安全です。しかし、猫にアスパラガスを与える場合に注意しておくことがあります。


枝豆


枝豆は、猫種に関係なくあげて問題ありませんが、豆は消化されづらく、多くの豆を与えてしまうと消化不良になったり腸にガスが溜まりやすくなります。あくまで少量をおやつとして与えてあげるようにしましょう。


ブロッコリー


猫にブロッコリーは少量程度なら大丈夫ですが、ブロッコリーに含まれているイソチオシアネートという成分は猫の胃を刺激する可能性があります。長期的、また大量に与えることは避けましょう。


小松菜


小松菜はアブラナ科の野菜で、緑黄色野菜として比較されやすいのがほうれん草です。

外見も調理方法も似ているため「違いなんてあるの?」と思われがちですが、小松菜はほうれん草よりもアクが少なく、シュウ酸の含有量はほうれん草と比べ1/15ほどしかありません。

尿路結石症を引き起こす原因になり得るシュウ酸の含有量が少ないので、万が一小松菜を生の状態で食べてしまっても少量であれば過剰に心配する必要はありません。


ほうれん草


ほうれん草は少量で、与え方に気をつければ猫に食べさせても大丈夫です。ほうれん草は猫の健康にも役立つ成分を含む一方で、腎・泌尿器疾患のシュウ酸という尿路結石症を引き起こす原因になる成分も含んでいます。


とうもろこし


とうもろこしは猫に対する中毒性はないため、猫がとうもろこしを食べたからといって死ぬことはありません。

しかし、大量の粒を摂取してしまうと消化されづらく、下痢嘔吐などの胃腸炎を起こすなど消化器官に影響が出る可能性があります。


じゃがいも


じゃがいもは、猫が食べても大丈夫ですが、皮や芽などの部位によっては毒性があります。


キャベツ


猫はキャベツを食べても大丈夫ですが、与え方には注意が必要です。キャベツには、尿路結石をつくってしまう可能性のあるシュウ酸や甲状腺機能低下症になってしまう恐れのあるゴイトロゲンを含んでいます。長期的、また大量に与えることは避けましょう。


レタス


猫はレタスを食べても大丈夫です。しかし、レタスアレルギーを持っている子もいるので最初は少量を食べさせることからスタートさせてあげましょう。


豆苗


豆苗は少量であれば猫が食べても問題ありませんが、消化不良をおこす可能性があるので猫草のように継続的に与えるのはおすすめしません。愛猫の猫草は専用のものを準備してあげるようにしましょう。


猫が食べてはいけない野菜


私たち人間はおいしく食べられるものでも、猫が食べると中毒を起こしてしまう野菜もあります。間違って与えないようにしましょう。


にんにく



猫がにんにくを食べて起こる症状は、ネギ中毒と同様です。最悪の場合、死に至ることもある恐ろしいものです。


ネギ類



玉ねぎや長ねぎなどのネギ類は猫にとって非常に危険な食べ物です。もし猫がネギをあやまって食べてしまったら、すぐに獣医師に相談してください。

にら



猫にとってニラは重度の貧血などを引き起こす可能性のある危険な食材です。


猫に野菜を与えるときは細心の注意を


猫

猫にとって野菜は消化しにくい食べ物です。多く与え過ぎると、下痢嘔吐の原因になってしまうこともあります。野菜により与え方が異なりますので、事前によく確認することが大切です。また、アレルギーがある猫もいるので、初めて与えるものは少量ずつからにしましょう。

※本記事は猫に野菜を積極的に食べさせることを推奨するものではありません。猫に健康的な食べ物は、栄養がバランス良く摂れるように配合された総合栄養食としてのキャットフードです。雑食動物の人と違って猫は肉食動物です。人の体に良いからといって猫にも良いとは限りません。逆に悪影響となったり、必要な栄養の吸収を阻害したりすることもあります。

ただ、食事は飼い主と愛猫の絆を強くする大切な時間でもあります。同じものを食べたいと思ったり、欲しそうにしている愛猫に少しわけてあげたいと思ったりすることもあるでしょう。そんなときは必ず与えても大丈夫なのかを調べ、適切な与え方や量(あくまでおやつとして)を守り、様子を見ながら与えるようにしてください。

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